2009年03月13日
スタイルを売る
本屋で待ち合わせをしていると、
ついつい本を買ってしまう。
一期一会。
まさにこの言葉が本との出会いにも
当てはまる。
僕が手にとってしまったのは、
「スティーブ・ジョブス~人を動かす神」
(竹内一正 リュウ・ブックス・アステ新書)
だった。
そこのi-podの話が
とても素晴らしく、つい買ってしまった。
i-pod。
2001年発売の携帯型音楽プレーヤー。
爆発的なヒットをした。
2003年。
i-podのヒットに触発され、
大手のメーカーが参入した。
アメリカトップのパソコンメーカー、デルだ。
発売したのは「デルDJ」
i-podよりも価格が安く、
バッテリーの充電稼働時間がi-podは8時間なのに対し、
「デルDJ」は倍の16時間である。
デルの副社長は発表会でi-podを皮肉って言った。
「1台のデバイス(i-podのこと)に数千曲も詰め込み、
持ち運びができるのは素敵なアイデアだ。
ただし、数時間ごとに充電が必要でなければね。」
デルの広報も言った。
「製品のスタイルも重要ですが、消費者にとっては、
価格と機能が一番重要なんです。」
結果。
どうだっただろう?
「デルDJ」は販売不振が続き、2006年に販売停止した。
人々は、
街のどこでも、数千曲の音楽を携帯して歩きたいのではなく、
i-podを持って歩きたかったのだ。
アップルが売っていたのは、
携帯型音楽プレーヤーではなく、
i-podというスタイルだった。
人々が求めているのは、
商品ではなく、スタイルなのだ。
だから。
提案すべきは、商品のスペックではなく、
買うことによるスタイルの変化だ。
これは農家ファンクラブプロジェクトにも当てはまる。
中原農園の野菜を買うというスタイル。
顔の見える野菜を買うというスタイルを
僕たちは売っていきたい。
それがオシャレでカッコイイ、スタイルなのだから。
ついつい本を買ってしまう。
一期一会。
まさにこの言葉が本との出会いにも
当てはまる。
僕が手にとってしまったのは、
「スティーブ・ジョブス~人を動かす神」
(竹内一正 リュウ・ブックス・アステ新書)
だった。
そこのi-podの話が
とても素晴らしく、つい買ってしまった。
i-pod。
2001年発売の携帯型音楽プレーヤー。
爆発的なヒットをした。
2003年。
i-podのヒットに触発され、
大手のメーカーが参入した。
アメリカトップのパソコンメーカー、デルだ。
発売したのは「デルDJ」
i-podよりも価格が安く、
バッテリーの充電稼働時間がi-podは8時間なのに対し、
「デルDJ」は倍の16時間である。
デルの副社長は発表会でi-podを皮肉って言った。
「1台のデバイス(i-podのこと)に数千曲も詰め込み、
持ち運びができるのは素敵なアイデアだ。
ただし、数時間ごとに充電が必要でなければね。」
デルの広報も言った。
「製品のスタイルも重要ですが、消費者にとっては、
価格と機能が一番重要なんです。」
結果。
どうだっただろう?
「デルDJ」は販売不振が続き、2006年に販売停止した。
人々は、
街のどこでも、数千曲の音楽を携帯して歩きたいのではなく、
i-podを持って歩きたかったのだ。
アップルが売っていたのは、
携帯型音楽プレーヤーではなく、
i-podというスタイルだった。
人々が求めているのは、
商品ではなく、スタイルなのだ。
だから。
提案すべきは、商品のスペックではなく、
買うことによるスタイルの変化だ。
これは農家ファンクラブプロジェクトにも当てはまる。
中原農園の野菜を買うというスタイル。
顔の見える野菜を買うというスタイルを
僕たちは売っていきたい。
それがオシャレでカッコイイ、スタイルなのだから。