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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2011年02月23日

ピア万代で「食」文化発信!

新潟の「食」文化発信基地
大学生3名とピア万代へ企業訪問。

万代にぎわい創造の専務であり
新潟最大のコーヒー問屋、鈴木コーヒーの社長である
佐藤健之さんに話を伺う。



この動きが動き出したのは
4年前。
新潟市のニュービジネス協議会で
新潟はどうあるべきか?
の議論を続けていた結果

「食」を基本コンセプトに
新潟の発信ができないかと模索。

今回の事業で
「食」の発信基地ピア万代を運営している。

コンセプトは3つ

1 新潟のにぎわい食市場
2「食」の観光施設
3 プロ仕様の食材供給基地

まさに「食」の文化発信基地だ。

佐藤社長は、
これからの新潟はどうあるべきか?
と語ってくれた。

自分の会社とかではなく、
これからの新潟はどうあるべきか?
そんなスケールのデカさを感じた。

大学生へのメッセージ。

まずは仮説作り。
こういうことをすると人がくるのでは?
というのをいろいろな角度から考え、
実行し、検証していく。
その繰り返しでしかない。

それは実社会そのものだ。

大学生たちが実社会のPDCAを体感できる場
それがピア万代でのインターンシップです。

春休み1ヶ月の挑戦を待っています。

興味のある方は
26日(土)13:30~のソーシャルプロジェクトフェア2011春へ

佐藤社長ももちろんいらっしゃいます!
一緒に新潟の「食」を語りましょう。

問い合わせ、申し込みは
info@herosfarm.net
まで

  


Posted by ニシダタクジ at 08:32Comments(0)起業家留学

2011年02月18日

運命のひとりに出会う就活

リクルートスーツでは、
「個性」が出ない。

しかし。
ファッションのセンスで
採用が決まることもそんなにはないと
思うけど。
よっぽど感性で人を選んでいるところかな。

そもそも合同企業説明会に
来ているような規模の企業だとしたら、
1名のみを採用ということは
おそらくないはずだから。

少なくとも5人とかそれ以上の募集がある。
ということは、
人事担当者の思惑は当然のことながら、
「運命のひとり」と出会うよりも、
失敗しないことが求められるように思う。

5人採用して4人が3年以内に辞めました、
というのでは本当に困る。

「運命のひとり」と出会えるような、新しい就活の仕組みが必要なのだろう。  


Posted by ニシダタクジ at 08:41Comments(0)起業家留学

2011年02月15日

即戦力とは、起業家精神が高いということ

「世の中を変えていく」
とは、具体的になんだろうか?

政治家になって制度をかえていくことか。
行政マンとして、制度を運用していくことか。
それとも民間事業者として、ソーシャルビジネスを起こしていくことか。
あるいは、目の前のひとりを幸せにすることの継続なのか。

僕は究極的には一番最後の
「目の前のひとりを笑顔にしていく」
この積み重ねであるとは思うのだけど。

「世の中を変えていく」目的は、
ひとりひとりを笑顔にするためだとしたら、

社会課題、地域課題を仕組みとしてクリアしていく
その面では、行政の仕事と、民間事業者の仕事は、
大きくリンクしてくる。

「起業家留学」は
社会課題・地域課題に一石を投じる
民間のプロジェクトにプロジェクトスタッフとして
入り込むちょっと変わった「留学」だ。

「留学」とは文字通り
留まって学ぶということ。

学ぶのは、「起業の仕方」や「社長の仕事」ではない。
「起業家精神」そのものだ。

目の前の課題・問題に対して、
自分のこととして受け止め、
その解決に全力を尽くしていくこと。

最初の志を胸に、
あきらめないで、最後までやりぬくこと。

その「起業家精神」を身につけることで、
あなたが仮に行政マン(公務員)になったとしても、
大企業の社員になったとしても、
あとできちんと効いてくる。

「自ら考え、行動し、問題の解決へ向かう」
つまり、
「社会課題・地域課題を自ら見つけ、解決する仕組みを生み出すために、アクションする」

これは、どんな組織に入ったとしても
非常に重要なマインドだ。
県内地方銀行に入社した2年目のHくんは
今でも、組織を活性化していくか?を考え、
自ら提案を行っている。

即戦力とは、起業家精神が高い、
というのと同義語だと僕は思う。

自分で考え、行動する。
それが社会の課題を解決し、
ひとりでも多くの人が笑顔になっていく。

そんなことを毎日実感する仕事を
手がけている未来を、大学生には描いて欲しいと思う。

「起業家留学」とは、
起業家精神を持った若者、
言わば未来創造型人材を多数輩出するために、
「地域」や「企業」というフィールドを活用した
社会事業創造プログラムだ。

この春からも
魅力的な6プロジェクトが動き出す。

3月だけの1ヶ月限定で
ビジネスプラン作りを行う
「経営企画室インターンシップ」も開催。

あなたも、「起業家精神」の扉を開けないか?

2月26日(土)13:30~18:00
ソーシャルプロジェクトフェア2011春
「就活」の仕組みを変えたいと起業した
「就活廃止論」の佐藤孝治さんをゲストに向かえ、
新潟を熱く盛り上げていきます。

2月15日17日22日24日18:00~@内野駅前で
事前説明会やってます。

問い合わせ・申し込みは
info@herosfarm.net
西田まで。  


Posted by ニシダタクジ at 08:01Comments(0)起業家留学

2011年02月03日

19日、東京で会いましょう

チャレンジコミュニティプロジェクト
の対外イベントが
2月19日東京・赤坂の日本財団ビルで
行われます。

ニッポンを元気にしたい人。
ニイガタを熱くしたい人、集まれ。

地域を愛し、地域で挑戦する若手起業家・NPOが全国20地域から参加
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 日本全国!地域仕掛け人市
 -UIターン・転職・起業、“地域を元気にする仕事”をつくるマッチングフェア-

--------------------------------------------------------------------------

                    2011年2月19日(土)@東京・溜池山王
               http://www.challenge-community.jp/forum/2011_2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「東京で身に付けたビジネススキルを生かし、地元へ貢献したい」
 「地元で起業しようと思っている。これから一歩を踏み出したい」
 「人材育成や教育から、地域を、ひいては日本を元気にしたい」

 ここ数年で、故郷を元気にしたいという、20代、30代の若手社会人や
 学生の声を多く聞くようになりました。

 本イベントでは、行政、大学、若者、中小企業などの地域リソースを繋げ、
 地域から挑戦の連鎖を生み出し、地域を活性化していこうと事業に取り組む
 20代・30代の若手起業家・NPOの代表たちが集まります。

 地域を、日本を元気にする新しい手法は「地域プロデュースにある」、
 そう思い、共にチャレンジしてくれる方の参加をお待ちしています。


┌─┬────────────────────────────────
│■│イベントの特徴
└─┴────────────────────────────────

【1】地域活性、農業ビジネスなど、日本の未来を創る仕事に出会える!
--------------------------------------------------------------
 「教育・人材育成」「農業」「観光」「中小企業支援」など、地域の
 未来を創るトピックに関われる、仕事や機会を紹介しています。
 地域によっては、経営者自らが事業内容をご紹介します。

【2】地域の若手NPO・起業家が、共に地域を盛り上げる仲間を募集!
--------------------------------------------------------------
 大企業から転身し、離島でコンテンツ・メディア制作から持続可能な
 地域づくりビジネスに取り組む海士町(株)巡の環阿部氏、学生団体を
 事業型NPOへ発展させ、伝統産業や地場産業でのインターンシップ・
 起業塾を行う岐阜G-net秋元氏など、想いを「事業」にし、地域に貢献
 する20代・30代の若手起業家が、地方東京を問わず、共に日本を元気
 にする仲間を探しにやってきます。

【3】起業相談も大歓迎!
--------------------------------------------------------------
 NEC社会起業塾(関東)、東海若手起業塾(東海)で、地域や社会に貢
 献する事業に取り組む若手起業家50名以上を支援してきたコーディネ
 ーターや、地域のハブとなっているキーパーソンが集います!彼らの
 ネットワークを活かした起業相談も大歓迎です。
   > 東海若手起業塾 http://www.tokai-entre.jp/index.php
   > 社会起業塾イニシアティブ http://www.etic.or.jp/svip/


┌─┬────────────────────────────────
│■│イベント概要
└─┴────────────────────────────────

 日 時:2011年2月19日(土)13:00~20:00(開場12:30)
 会 場:日本財団ビル(港区赤坂1-2-2)
     *東京メトロ銀座線/南北線・溜池山王駅9番出口 徒歩5分
      http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
 定 員:150名
 参加費:無料
 主 催:NPO法人ETIC.(エティック)http://www.etic.or.jp/
 協 力:チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト

 ※チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト について
  全国の約20地域のチャレンジプロデューサーと連携し、大学、行政、
  企業と共に、地域で若者が挑戦と成長のできる場づくりを実施。
  http://www.challenge-community.jp/

 ※本事業は、内閣府「地域社会雇用創造事業交付金事業の採択を受けた
  「ソーシャルビジネスエコシステム創出プロジェクト」の一環として
  運営されています。


┌─┬────────────────────────────────
│■│当日参加する地域
└─┴────────────────────────────────

 ●北海道エリア
  ・合資会社neeth(北海道札幌市)/・ピオネイロ(北海道札幌市)

 ●東北エリア
  ・株式会社デュナミス(宮城県仙台市)/・NPOハーバランス(山形県山形市)
  ・株式会社明天(福島県会津若松市)

 ●北信越エリア
  ・NPO法人ヒーローズファーム(新潟県新潟市)/・株式会社御祓川(石川県七尾市)

 ●関東エリア
  ・NPO法人ETIC.(東京都渋谷区)/・横浜社会起業家応援プロジェクト(神奈川県横浜市)

 ●東海エリア
  ・NPO法人東海道・吉原宿(静岡県富士市)/・NPO法人G-net(岐阜県岐阜市)
  ・NPO法人アスクネット(愛知県名古屋市)

 ●関西エリア
  ・NPO法人JAE(大阪府大阪市)/・株式会社出藍社(大阪府大阪市)
  ・NPO法人ユースビジョン(京都府京都市)

 ●中四国エリア
  ・NPO法人学生人材バンク(鳥取県鳥取市)/・株式会社巡の環(鳥取県隠岐郡海士町)
  ・NPO法人Eyes(愛媛県松山市)/・株式会社南の風社(高知県高知市)

 ●九州エリア
  ・株式会社ハウ・インターナショナル(福岡県飯塚市)
  ・NPO法人ネイチャリング・プロジェクト(鹿児島県鹿児島市)
  ・有限会社ルーツ(沖縄県宜野湾市)

 ※このほか調整中の地域もございます。
  最新情報はWEBにてご確認ください!
  http://www.challenge-community.jp/forum/2011_2/index.html


┌─┬────────────────────────────────
│■│当日プログラム
└─┴────────────────────────────────

 13:00 オープニング
 13:15 基調パネルディスカッション&テーブルトークセッション
     地域で仕事を創り出す20/30代のロールモデルが登場!
    師匠との出会い・修行、そして、独立へ。

     パネラー
     ・植田 淳子 氏(NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会 事務局長)
     ・丹埜 倫 氏(株式会社R.project 代表取締役)
     ・松浦 俊介 氏(富士市産業支援センター f-Bizアシスタント)

 15:00 プレゼンテーション 【前半】
 15:40 ブース交流会 【前半】
     教育、人材育成、起業支援、農林水産業、伝統産業、
     観光等、地域の未来を創るプロジェクト概要を
     ブースで詳しい話を聞くことができます。
     (起業、地域活性プロジェクト等の個別相談ブースも設置)

16:50 プレゼンテーション 【後半】
 17:30 ブース交流会 【後半】

 18:40 交流会
     地域に根を張り活動する、20代・30代のNPOや若手起業家
     などとの大交流会。情報交換やネットワーク作りの場に
     活用ください。

 20:00 終了


┌─┬────────────────────────────────
│■│パネラー紹介
└─┴────────────────────────────────
 *植田 淳子 氏(NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会 事務局長)

  1979 年福岡市生まれ。奈良女子大学大学院博士前期課程国際文化研究科
  地域環境学コース修了。院生の時に、研究・調査で「安心院町グリーン
  ツーリズム」を知り、調査・研究を兼ねて大分・安心院を訪れる。
  卒業後は『九州のムラ』を出版する福岡の会社に就職。その後安心院より
  事務局の声がかかり専任事務局へ。3年前の秋に不意の病で倒れたものの、
  1年間の闘病生活を経て、再び復帰。7名の事務局スタッフとグリーン
  ツーリズムの仕事をしている。

 *丹埜 倫 氏(株式会社R.project 代表取締役)

  1977年生まれ。 慶應義塾大学法学部卒業後、ドイツ証券東京支店、
  リーマンブラザーズ証券東京支店に勤務。日本株トレーダーとして勤務する
  傍ら、スカッシュの日本代表として世界選手権に出場。2007年5月に退職し、
  自身が中学校時代に通った保田臨海学校を千代田区から譲り受け、スポーツ
  &自然体験型宿泊施設、サンセットブリーズ を立ち上げる。
  現在、株式会社R.project代表取締役。株式会社ロハスインターナショナル
  取締役、鋸南町観光協会理事、鋸南クロススポーツ協議会理事、館山青年
  会議所会員、鋸南町商工会青年部員、城西国際大学観光学部講師も兼任。

 *松浦 俊介 氏(富士市産業支援センター f-Bizアシスタント)

  1983年滋賀県大津市生まれ。2002年立命館大学経営学部入学、2007年立命館
  大学文学部卒業。2007年NPO法人JAE入社。2009年株式会社イドム入社、
  現在に至る。
  高校時代に株式投資を始め、自分の将来の仕事について考えるようになる。
  起業するために、1年生の時から新規事業立ち上げのインターンを経験。
  大学2年生時からNPO法人JAEでインターンを始め、卒業と同時に入社。
  JAEでは長期実践型インターンシップ事業の立ち上げ期から関わり、企業
  営業やイベント企画、大学講義等全般に携わる。2009年11月に中小企業支援を
  ゼロから学ぶため、富士市産業支援センターf-Bizを運営する株式会社イドムに
  転職。カリスマ産業支援家小出宗昭氏のもとで支援プロジェクトの
  アシスタントを務めながら、企業支援について勉強中。


┌─┬────────────────────────────────
│■│こんな人にオススメ!
└─┴────────────────────────────────

 □将来は地元に帰って仕事をしたいと思い、地域のリアルな情報が
  ほしいと思っている20代、30代の社会人の方

 □地元に帰ったときに役立つ力は何か、具体的なスキルや仕事像を
  つかみたい方

 □地域課題に取り組んでいる人々のキャリアプラン、仕事観を
  聞きたい方


┌─┬────────────────────────────────
│■│参加申し込み
└─┴────────────────────────────────

 参加ご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
 http://www.challenge-community.jp/forum/2011_2/apply.html

 ※定員に達した場合、締め切らせていただくこともございます。
  お早めにお申し込みいただけますと幸いです!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お問い合わせ先】ご質問・ご相談があれば、お気軽にご連絡ください。

NPO法人 ETIC.(エティック)担当 長谷川・剱持

〒150-0041 東京都渋谷区神南1-5-7 APPLE OHMIビル4階
TEL:03-5784-2115 / FAX:03-5784-2116
E-Mail:info@challenge-community.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  


Posted by ニシダタクジ at 07:00Comments(0)起業家留学

2011年01月23日

貢献意識



昨日、起業家留学フェア、開催しました。
参加企業の方々、ありがとうございました。

社長控え室、やはりお題は「モチベーション」でした。
どうやって、そのスイッチを入れていくのか?

将来や未来社会に対する危機感
同世代に対するライバル感

そのスイッチをどこで入れていくのか?
どう仕掛けていくのか?

「根性出せ」
と言って、気合が入るわけではない。
「昔の若者は」
と言って、モチベーションが上がるわけはない。

田坂広志が言うように、
もし、世の中に螺旋的発展の法則があるとしたら、

日本人がふたたびモチベーションを上げるとき。

それは「貢献意識」を原動力として、
世界に貢献していくこと。

世界というのは、外国のため、ということだけではない。
小さな地域のために、何ができるのか。
未来の子どもたちのために何ができるのか。

そんな貢献意識を育んでいくこと。
もしかしたら時間はかかるかもしれないが、
そこに向かっていくパワーは、計り知れない。

新潟のタイガーマスクを
結集して、そんな仕組みを創りたいね。  


Posted by ニシダタクジ at 08:49Comments(0)起業家留学

2011年01月22日

起業家精神

起業家精神。
たどりついたひとつのゴールだった。
自ら価値を見出し、自ら価値を生んでいく。

「憤り」が出発点となった人は多いと聴く。
なぜ、同じ地球上に生まれたのに、
生まれてくる国が違うだけで、
こんなにも運命が変わるのか?

それがどう考えても納得できずに、
国際協力、国際貢献の立場に身を置く人がいる。

子どもが熱を出すなんて、
珍しいことではないのに、
それが原因で会社を辞めなければいけない人がいるのはおかしい。
と病気の子どもを預かる病児保育サービスを始めた人がいる。

そういえば僕も、
高校生、大学生のとき、ひたすらに憤っていた。

日本にエビを輸出するために伐採される
マングローブの森があるという事実に。

ゼロサムである経済の仕組みによって、
搾取する国、される国が存在し、
自らが前者の国に生まれ、生きている不平等に。

何より、経済的には豊かになりつくしたわが国の
「幸福だ」と感じている人の少なさに。

なんのために、生まれてきたのか。
なんのために、生きていくのか。

そのひとつの答えが起業家精神だった。
自ら価値を見出し、その価値を自ら生んでいく。

それが足りないことが
全ての原因なのではないか。
他人の価値観にあわせ、
考えることなく、流されて、生きていること。
それが原因なんじゃないか。

そう思った。
だから僕は「起業家精神」を取り戻したいと強く思った。

その延長上に、全てのいまがある。

まきどき村で表現したかったのは、
「豊かさとは何か?」という問い。

そこから出発し、今の「起業家留学」がある。

起業家留学とは、
起業家になるための経験を積むための場ではなく、
どこの組織に行こうとも、あるいはどんな人生を送ろうとも
必要となるであろう「起業家精神」を身につける場。

いま。
わが国を、特に地方社会を取り巻く環境は厳しい。

それを仕事を創る起業家だけの
力で何とかなるとは思えない。

民間企業だけではなく、病院も、学校も、行政機関も、
全ての組織のあらゆる人たちが「起業家精神」を持ち、
変革の担い手となっていくことが必要だと僕は思う。

そんなひとりを生んでいくためには、
人生を背負い、チャレンジを続ける起業家の下で
ソーシャルビジネスに取り組むことがもっとも近道だと思った。
だから、「起業家留学」をやっている。

「起業家留学」を越え、
変革を担う一人にあなたもならないか?

未来はひとりひとりの手の中にあるのだから。

起業家留学フェア
本日1月22日13:00
新潟市生涯学習センタークロスパルにて開幕。

当日参加者5名までOKです。
info@herosfarm.net
に12:00までに連絡先を書いてメール下さい。  


Posted by ニシダタクジ at 07:24Comments(0)起業家留学

2011年01月21日

3年からじゃ遅すぎる

3年からじゃ遅すぎる。

正直そう思う。

「そろそろ就職活動かあ」
なんて3年の夏くらいに意識しても、
すでに勝負はついているんじゃないか。

1,2年生のとき、
社会との接点がどのくらいあるか。
そしてその接点をきちんと振り返り
自分の力に変えているか?

それをしているかしていないか?
で就職、いや人生が変わってくる。

そういっておきながら、
僕は2年間、読書と競馬しか
していなかったけど。

まず1年生のときに問いを立てる。
「自分はどこに向かっているのか?」
「自分は何をやりたいのか?」

そして、ドリフト(漂流)する。

携帯電話を置いて、旅に出る。
いろんなイベントに参加してみる。
いろんな人と真面目トークをしてみる。
大学の教授にいろいろ質問してみる。

そこでの「コイツは!」という出会いを
大切にして、ひとつのことに一定期間集中してみる。

そこでの挑戦で自分との対話を続け、
ようやく自分自身が見えてくる。
そしてまたドリフトしていく。

そんなことを繰り返して
キャリアをデザインする、
つまり目標を設定する。

それが3年の始まりくらいだと、
なんとか間に合ったという感じがする。

僕たちは、
企業や人材といった地域の資源を活用して、
キャリア形成を支援することをミッションとしている。

選択肢はたくさんある。
そのうちのひとつ。

憧れの大人に出会い、チャレンジする舞台。
そんな空間を、僕たちは提供しています。

新潟を変革する3名のゲスト

にいがた総おどりを運営する
株式会社サイトの能登剛史さん
http://www.soh-odori.net/index.html

地産地消を推進するため、農家から野菜を仕入れる会社を設立した
株式会社総合フードサービスの長嶋信司さん
http://www.sogo-food.com/

農家のこだわりの一品のブランディングを推進する
株式会社アドハウスパブリックの関本大輔さん
http://adhpublic.com/

3名のパネルディスカッションと
ブース交流セッション。

いよいよ明日開催です。
申し込みは本日24:00までにお願いします。

1月22日(土)
13:00~18:00(18:00~20:00は交流会)

新潟市生涯学習センタークロスパル402にて、
「起業家留学フェア」が開催されます。

18:00からはクロスパル調理実習室で
簡単な交流会を予定しています。
(交流会は参加費500円かかります)

活躍する社長、活躍する大学生と
出会えるチャンス。

参加申し込みは
info@herosfarm.net
に氏名、大学名、学部、学年、TEL、メールアドレスを
書いて送って下さい。
※件名に「0122 フェア参加」と書いてください。

申し込みは21日24:00までにお願いします。   


Posted by ニシダタクジ at 07:41Comments(0)起業家留学

2011年01月19日

のとがたり~能登剛史物語 最終章

最終章:原点は、子供たちのため

それまでの新潟総おどりは、企業からの寄付などで運営していた。
しかし、と能登は思う。
これじゃ、地域を変えられない。
地域の誰もが支えられる仕組みじゃないと。

そこで生まれたアイディアがあった。
1回の総踊り祭りに必要な資金は、約3000万円。
その活動資金を、正社員の大人ではなく
地域の学生が、地域の企業や商店街を回って集めて来るのだ。
総おどりに懸ける思いを語り、「私たちに手を貸して下さい!」と呼びかける。
それに応える人々の手で、新潟総おどりをやろう。

もうひとつのアイディアは、地域の子供たちのための活動。
『レインボーチルドレンプロジェクト』と言う名のそれは、
内容にこれといって枠や規定はない。
テーマは、子供たちの将来にとって良いものなら何でもアリ。
ここでも、プロジェクトの企画を作り、運営資金を集めるのは学生だ。

子供たちに野菜を育てる体験をさせよう。
環境について考えるワークショップを作ろう。

学生の考えるアイディアが、
次々とサイトで生まれ、現実のものへとなっていく。
それは、どれも子供たちの将来を明るく豊かなものにしていくものばかり。

新潟総おどりを始める原点となった、ひとつの思い。

「思えば夢がかなう、応援してもらえる。
おいしい空気に、豊かな自然があるといい。
子供たちの将来に、そんな地域があってほしい。
だから僕は、踊りを通して地域を良くしていきたい。」

そんな彼の願いは、もはや能登剛史ひとりのものではなくなった。
たった3人から始まった新潟総おどりは
今や多くの人々を巻き込んで、多くの人々の生き方を変えている。
『地域を、社会を変えたい』
その思いは、今もたくさんの人の手で広がり続けている。

「のとがたり」了
(作:石橋妃奈子・・・ヒーローズファーム第6期起業家留学生)

そんな能登さんに直に話が聞ける起業家留学フェアが
22日に開催されます。

1月22日(土)
13:00~18:00(18:00~20:00は交流会)

新潟市生涯学習センタークロスパル402にて、
「起業家留学フェア」が開催されます。

「起業家留学」は、
問題意識の高い大学生が、
新潟の先進企業・社長とパートナーシップを組み、
社会課題解決ビジネス=ソーシャルビジネス
の立ち上げに7ヶ月間チャレンジするプロジェクトです。

今回の「起業家留学フェア」は、
その「お見合い」の場です。

企業・社長は大学生と出会い、
大学生は企業やプロジェクトに出会います。
お互いがプロ野球のドラフト会議をしているようです。

企業のプレゼンテーション、
ブースでの意見交換など、
新潟の最先端のソーシャルビジネス立ち上げの
現場がここにあります。

18:00からはクロスパル調理実習室で
簡単な交流会を予定しています。
(交流会は参加費500円かかります)

活躍する社長、活躍する大学生と
出会えるチャンス。

参加申し込みは
info@herosfarm.net
に氏名、大学名、学部、学年、TEL、メールアドレスを
書いて送って下さい。
※件名に「0122 フェア参加」と書いてください。

社長と仲間にあなたの問題意識をぶつけてください。
参加、お待ちしています。   


Posted by ニシダタクジ at 09:45Comments(0)起業家留学

2011年01月18日

のとがたり~能登剛史物語 第3章

第3章:誰かの生き方を変えること

参加する踊り子も観客も、年を追うごとに増えていった。
にいがた総おどりがついに軌道に乗り始めた。

そんな或る年の祭りでのことだ。
撤収作業をする能登に、見知らぬ男性が泣きながら駆け寄ってきた。

「あなたは、何ということをしてくれたんだ!」

能登の前に来るなり、男性はそう怒鳴った。
何のことだか分からない。
話を聞くと、男性は半身不随の娘を持つ父親であった。

彼の娘は交通事故で身体が不自由になって以来、
自殺することばかり考えていたと言う。
両親が気晴らしにといろいろな所へ連れ出しても、
一向に心を閉ざしていた。

しかし総踊りを目にした途端、彼女の顔が変わった。
「もう帰ろうか?」と尋ねる母親の声を断った。
祭りの終演まで、彼女はその場から動かなかった。

「お母さん。私、生きたい。」
娘の言葉を聞いた瞬間、母親はその場に泣き崩れた。
そして父親は、たまらず主催者である能登の元へ走った。

それだけではない。
祭りの後から彼女は再び『生きること』を始めた。
辛いリハビリにも耐えた。
そして数年後、彼女はにいがた総おどりの舞台の上に立った。

10年前に高知の踊りを目にした能登が人生を変えられたように、
自分の創り上げた祭りが、誰かの生き方を変える。
それだけの力が、にいがた総おどりにはある。

良かった。
総おどりに人生を懸けて本当に良かった。

「ありがとう、ありがとう。」
父親は何度も繰り返す。
その言葉の重さに、涙がこぼれた。

・・・明日につづく
(作:石橋妃奈子・・・ヒーローズファーム第6期起業家留学生)

そんな能登剛史さんの想いに触れる
起業家留学フェアが開催されます。

1月22日(土)
13:00~18:00(18:00~20:00は交流会)

新潟市生涯学習センタークロスパル402にて、
「起業家留学フェア」が開催されます。

「起業家留学」は、
問題意識の高い大学生が、
新潟の先進企業・社長とパートナーシップを組み、
社会課題解決ビジネス=ソーシャルビジネス
の立ち上げに7ヶ月間チャレンジするプロジェクトです。

今回の「起業家留学フェア」は、
その「お見合い」の場です。

企業・社長は大学生と出会い、
大学生は企業やプロジェクトに出会います。
お互いがプロ野球のドラフト会議をしているようです。

企業のプレゼンテーション、
ブースでの意見交換など、
新潟の最先端のソーシャルビジネス立ち上げの
現場がここにあります。

18:00からはクロスパル調理実習室で
簡単な交流会を予定しています。
(交流会は参加費500円かかります)

活躍する社長、活躍する大学生と
出会えるチャンス。

参加申し込みは
info@herosfarm.net
に氏名、大学名、学部、学年、TEL、メールアドレスを
書いて送って下さい。
※件名に「0122 フェア参加」と書いてください。

社長と仲間にあなたの問題意識をぶつけてください。
参加、お待ちしています。   


Posted by ニシダタクジ at 06:49Comments(0)起業家留学

2011年01月16日

のとがたり~能登剛史物語 第1章

踊りには心を動かす力がある。
アートとは、生きる力だ。

世の中をより良く変えたい。
そのスタート地点は、新潟だ。
その思いが、能登剛史に「にいがた総おどり」を創らせた。

第1章:宝石屋から無一文へ

能登剛史は宝石屋だった。
それも年商1000万、敏腕の販売員だった。
家族に囲まれ、忙しいながらも不自由のない生活だった。

彼の人生が一転したのは、今から10年前のこと。
自身が参画した芸術イベントで、
高知からの参加者の踊りを目にした時だった。

金色に髪を染めた中学生が髪を振り乱して舞い踊る。
踊りの最後には、見物客までもが見様見真似で踊りの輪の中に入っていく。

子供をおぶったお母さん。
年を取ったおじいさん。
ヒップホップ風の若者。
踊りの後には、初対面だったはずの彼らが握手やハグをしている。
会場は熱い一体感と笑顔が溢れていた。

「これだ。これが何か社会を変えるかもしれない!!」

その頃は、
正しいと思われてきたもの、安心安全だったはずのものが
次々と壊れてきていた時代だった。
ニュースでは親が子を殺す、子が親を殺すと言った、
凄惨な事件が毎日のように報じられていた。

そんな不安に満ちた社会の中で、
老若男女が笑顔で抱き合い、讃え合っている。

この光景は、何だ?
踊りにはこんな力があるのか?

踊りを通して、世の中を変えられたら―――
子供たちに、不安な将来ではなく明るい未来を作ってやりたい。

そうだ、こんな踊りの祭りを創ろう。
みんなが笑顔や感動に囲まれて過ごせるように。
そのためなら、人生を投げ打ってもいい。

イベントを終えてすぐ、能登剛史は宝石屋を辞めた。

・・・明日につづく
(作:石橋妃奈子・・・ヒーローズファーム第6期起業家留学生)

そんな能登剛史さんが22日の起業家留学フェアに登場します。
能登さんの志に触れて、人生という航海の針路を考えてみないか?

1月22日(土)
13:00~18:00(18:00~20:00は交流会)

新潟市生涯学習センタークロスパル402にて、
「起業家留学フェア」が開催されます。

「起業家留学」は、
問題意識の高い大学生が、
新潟の先進企業・社長とパートナーシップを組み、
社会課題解決ビジネス=ソーシャルビジネス
の立ち上げに7ヶ月間チャレンジするプロジェクトです。

今回の「起業家留学フェア」は、
その「お見合い」の場です。

企業・社長は大学生と出会い、
大学生は企業やプロジェクトに出会います。
お互いがプロ野球のドラフト会議をしているようです。

企業のプレゼンテーション、
ブースでの意見交換など、
新潟の最先端のソーシャルビジネス立ち上げの
現場がここにあります。

18:00からはクロスパル調理実習室で
簡単な交流会を予定しています。
(交流会は参加費500円かかります)

活躍する社長、活躍する大学生と
出会えるチャンス。

参加申し込みは
info@herosfarm.net
に氏名、大学名、学部、学年、TEL、メールアドレスを
書いて送って下さい。
※件名に「0122 フェア参加」と書いてください。

社長と仲間にあなたの問題意識をぶつけてください。
参加、お待ちしています。   


Posted by ニシダタクジ at 07:23Comments(0)起業家留学

2011年01月14日

デザインでできる途上国への貢献

12日の
社会事業創造ワークショップ。

新潟県立大2年の中束くんに
頂いたネタ。

「デザインで世界は変えられる」

国際協力、というと、
ひとつは「お金」。金銭的な拠出によって、支援する方法。
あるいは、フェアトレードなど、貿易の仕組み化による方法。

もうひとつは、人的支援や技術支援
青年海外協力隊などの人的支援によってできる方法。

中束くんから
「世界を変えるデザイン展」
http://exhibition.bop-design.com/

「その他90%のためのデザイン」
http://pingmag.jp/J/2007/10/24/design-for-the-other-90-percent-about-social-responsibility/
を紹介していただいた。

自分たちができる、貢献がある。
そんなことを感じさせてくれた。

それは、支援する側、される側という関係性ではなく、
共に生きるパートナーとして、できることを貢献しあう
世界の到来を予感させる。

自分たちができる、貢献のカタチがある。  


Posted by ニシダタクジ at 06:33Comments(0)起業家留学

2010年12月09日

モチベーション

2010年のいま。
企業にとって最大の問題は
モチベーション問題である、と僕は思う。

やる気が出ない。
精神的にきつい。

神田昌典さんは
著書「全脳思考」で
知的蟹工船の時代が来ている、と表現する。

今を生きるビジネスパーソンは
見えない顧客に、見えない商品を
売っているかのようになっていると。
「コンピューターに使われる時代」となってしまった。

情報社会から知識社会へという大きな流れの中で、
人々がモチベーションを失っている。

もうひとつ。
「成果主義」の限界。

アメリカ型の「効率性」を重視して
会社は株主のモノという考え方によって
成果主義が導入され、
非効率的なモノ、たとえば社内運動会など
が廃止された。

しかしながら、近年、
大手商社などで社内運動会が復活してきているという。
参加した社員からは
「先輩との人間関係が出来、社内の風通しがよくなった」

成果主義では、個人の成績、
それも短期的なモノが重視されすぎ、
思わぬ弊害が出る。

僕は、数年前の食品偽装事件は、
「道徳」がなくなったのではなく、
短期的な数字を追いかけすぎた結果、
脳が数値目標達成をゴールに設定し、できることをやったに過ぎない
と考えている。だからといって、許されることではないのだが。

成果主義ではモチベーションが上がらず、
むしろ下がるという実験結果が
「モチベーション3.0」(ダニエル・ピンク)に
載っている。

そして最大の問題が
「価値観の危機」だ。

今まで信じてきた価値観、経済至上主義が
音を立てて崩れたいま。
何を信じ、何に価値を置いて、進んでいけばいいのか、
先の絵が見えない。

だから、モチベーションが上がらない。
自分が何のために働いているのか、
その答えがない。

そして、それに対する答えを
社会は持っていないのだ。
自分でひとつひとつ、確認し、構築していくしかない。

モチベーション危機。

これは、企業にとって、深刻な影響をもたらす。
仕事への意欲が湧かない。
はやく終業時刻が、週末が来ないかなと
思いながら、惰性で働いている。

「やる気を出せ」
「成果報酬やるぞ」ではもはや通用しない。

内的モチベーションが上がらなければ、
成果が出せるはずはない。

そのモチベーションをどうやって上げていくか。

ひとつは
仕事の先にある顧客の姿を思い描くこと。

もうひとつは社員食堂の復活のように、
社内コミュニケーションをとっていくということ。

そして何より、
会社としての価値観を示していくこと。

リッツカールトンのすごさの秘密は
クレド(信条)にあると言われているが、

そのクレドとは、会社としての価値観であり、
それが明確であるから、
従業員のモチベーションが上がり、
驚くべき成果を生んでいく。

共有すべきは、会社の価値観である。

それはもちろん、クレドで示してもいいのだが、
もっともわかりやすいのが、
本業と一体化した社会貢献事業(SR)なのではいかと思う。

価値観を共有して、モチベーションを上げている。
これが現在の成長企業の条件のように思う。  


Posted by ニシダタクジ at 07:08Comments(0)起業家留学

2010年12月07日

3つの矛盾

実社会で求められる力
と18歳までの過ごし方
との間に3つの矛盾がある。

コミュニケーション能力
世の中がどんどん第3次産業化
していき、コミュニケーション力の
重要性は高まっているのに、

インターネット、携帯電話、コンビニ、個室・・・
どんどんコミュニケーション機会は失われていく。

仕事で成果を出したり、
やりがいを持って取り組むためには
目的意識「何のためにやっているのか」が大切なのに、

学校で
「なんのために、この微分積分や物理法則があるのか?」
と質問すると
「お前、そんなこと言ってないでとにかく勉強しろ。」
と言われる。

世の中はどんどん変化していて、
変化対応能力が求められるのに、

「ナンバーワンよりオンリーワン」とか
「はやくやりたいことを見つけなさい」とか、
自分らしさがどこかにあって、
宝探しのようにそれを探し求めるような
キャリア形成支援が行われている。

こんな3つの矛盾。

これを解決しないことには、
元気のない若者の生産が止まることはない。

それを解決する方法。
地域資源を活用した、様々な挑戦の舞台の提供が
もっとも近道のように思う。

そうして、ひとつひとつを
つなぎなおしていく。

3つの矛盾を超えて、少年よ、大志を抱け。  


Posted by ニシダタクジ at 08:34Comments(0)起業家留学

2010年12月06日

「本気」がある

ETIC.のインターンシップフェア
に行ってきました。
10年続くイベントの熱気が心地よかったです。

学生団体や
サークル活動、
留学と
インターンシップは何が違うのか?
経験者が語る。

一言で言えば
「本気」がある、ということ。
妥協がないということ。

そんなことを熱く語る学生たち。

一番心に響いたのは
受け入れ企業である株式会社ウイングルの
長谷川社長のコメント
http://www.etic.jp/project/proj_de.php?customer_rid=256

本気のやつがいっぱいいるところで
働いたほうがいい。

本気と本気のぶつかいあいで成長する

覚悟をもって仕事をしているやつの考えを採用する

何に時間=生命を賭けて、生きていくべきか?

志と勇気がいちばん大切

などなど、心に響くメッセージがたくさんありました。

本気になる。
本気をぶつける。
そんな空間に自分を置くこと。

それがインターンシップなのだなあと
改めて実感。  


Posted by ニシダタクジ at 09:21Comments(0)起業家留学

2010年12月02日

CSRとDSR

CSR=企業の社会的責任。

これは法令遵守ということだけではなく、
事業に社会貢献的要素を入れていくということ。

これはもはや道徳ではなく、
成長戦略として必要になってきたように思う。

というよりも、
社会貢献ビジネスに
無限のブルーオーシャンが広がっている。

既存事業の延長上にあるのは
競合だらけの真っ赤な海、
レッドオーシャンだ。

地域社会・国際社会の課題を
解決していくビジネスを自社の強みを
活かして、どのように展開していくかが
これからの鍵になる。

そんなビジネスを生み出すために
大学生の力が必要なのではないか?
と僕は思う。

なぜなら。
長年同じ仕事をやっていると
スコトーマ(盲点)ができまくっているからだ。

僕らの大学生向け事業でさえ、
大学生に改善案を言われ、ハッとすることが
多々ある。

「そういうもんだ」と思うことが
どんなにも機会を減らしていくか、知っている。

いろんな角度から、
自分のビジネスと
地域社会・国際社会の課題を
組み合わせ、新しいビジネスを生み出していくこと。

もちろんそこには課題に対しての
強烈な当事者意識も必要にはなってくるとは思うが。

そしてその生み出すところに
大学生がそれぞれの専門を活かして、
「貢献」できるような場の設計が
いま、求められているように思う。

そこに地域コーディネート団体の役割がある。  


Posted by ニシダタクジ at 06:19Comments(0)起業家留学

2010年12月01日

「経済成長」で失ったものと「貢献したい」思い

工業社会から情報社会
そして知識社会へ。
大きな時代の流れの中で、
人々がモチベーションを失っている。

「がんばれば報われる」
そんな価値観が崩壊している。
もはや、がんばっても報われないことも多い。

そして何より。
国家全体が何を目指していくべきか?
のビジョンがない。

「追いつけ、追いこせ。」
そのスローガンは多くの日本人のモチベーションを上げた。
実際追いついてみたときに、
失ったものがあまりにも多かった。

経済成長とは、
「つながりを切ること」だったと僕は思う。

田舎の次男坊を実家から切り離し、
工場で働いてもらった戦後の工業社会。

たくさんの農家を地域ひとくくりに「産地化」し、
農協、大規模小売店のいいように、値決めをして、
日本全国に行き渡らせた農業。

商店街からイオンへと
買い物の舞台を移してきた地域社会。

1人1台のテレビ、自動車、携帯電話などの
電子機器等の発達は、リアルなコミュニケーションを
必要としない暮らしをもたらした。

これが「経済成長」だった。
と僕は思う。

その宗教並みの「経済至上主義信仰」が
揺らぎはじめているのが、いま、まさに生きている
この時代2010年だ。
どうも、目指してきたものが違ってみたいだ。
と実感をもって感じられるいま。

「つながり」を失った社会は、
ひとりひとりの「責任」意識のない社会
へとつながっていた。

無縁社会、それは無責任社会。
隣の人が、未来の子どもたちがどうなろうが、
「そんなの関係ねぇ」と言ってしまえば、
本当に関係ないことになってしまう世の中。

いま。
「貢献したい」という意識は
特に若者の中で高まっているように思う。

キーワード
「国際」「環境」「福祉」
に若者が惹かれるのは、
そこに明確に「貢献」というニュアンスが
つながっているからではないか?

本当は、目の前に「貢献」が転がっているのだと
僕は思う。

2010年。
ラスト1ヶ月。

時代のキーワードは
「つながり」と「責任」、そして「貢献」。

未来は僕たちの手の中にある。  


Posted by ニシダタクジ at 07:14Comments(0)起業家留学

2010年11月30日

マインド改革

夢は「叶える」ものではなく、
「果たす」ものではないかと思う。

「夢」と「約束」
と同じようなもの。
誰かに夢を、約束するのだ。

「果たす」
というマインドが必要なように思う。

他人のためでも
自分のためでもなく
「果たす」ために生きる。

そこから出発すると
世の中の見え方が違ってくる。  


Posted by ニシダタクジ at 07:31Comments(0)起業家留学

2010年11月25日

農耕社会=役割のある社会

ゴールデンウィーク。

せっせと田植えを
している家族がいる。
兼業農家。
新潟ではこの光景は珍しくはない。

そのとき。
子どもはどう思っているだろうか。

ゴールデンウィークは
新潟ではもっとも美しい季節だ。
レジャーに出かけるには最適。
しかし、自分の家は田植え。
友達の家のようにどこかに遊びに行ったりはできない。

しかし。
その家族には、ひとりひとりに
役割が与えられ、
小さい子は小さい子なりに
ばあちゃんはばあちゃんなりに
家族に貢献するようになっている。

たとえば、苗の箱を洗うという仕事。
たとえば、植え終わったあとの食事を作る仕事。

農耕社会とは、ひとりひとりに役割のある社会ではないかと
ふと思った。

ばあちゃんが畑に行き続けると健康のままなのは、
家族が食べる野菜を作るという役割、
そして野菜にとって、世話をしてくれるのは
ばあちゃんしかいないという使命感、
自然と共に生きているという実感。

そんなことを重なり合って、
そこは生きる力になっていくのだろう。

近代社会が
便利・快適を追求するために
失ったもの。

ひとりひとりが役割を果たしていく。

それがこれからの時代のキーワードかも。  


Posted by ニシダタクジ at 06:10Comments(0)起業家留学

2010年11月24日

世の中を直そう

「世の中を直そう。そのために小売業をしよう」」

コメリ会長、創業者の
捧賢一さんににいがた未来塾で
お会いしてきました。

・お客さんに喜んでもらえたら、必ず成功する。
・社員の幸せを作っていくと会社は伸びていく。
・商いは聖職
・お客様のことを考え、売るということ。

コメリのねがい
「世の中の人々の幸せのために、この仕事がありますように」
「ここに集う人々の幸せのために、この仕事がありますように」
「この企業に縁ある人々の幸せのために、この仕事がありますように」

そんなひとつひとつを実践され、
1000店舗という偉業を成し遂げたのだと思いました。

ビジネスは人生そのものだという捧さん。
今も利益1%社会還元ということで
環境活動等への助成を行っています。

捧さんは言います。
多くの人の幸せを祈れば祈るほど会社は発展してきた。

そんな祈りが詰まっていました。

僕は宮沢賢治の一節を思い出しました。

世界がぜんたい幸福にならないうちは
個人の幸福はありえない。

そんな言葉を地で行く、捧会長でした。
ありがとうございました。  


Posted by ニシダタクジ at 04:41Comments(0)起業家留学

2010年11月20日

DSR

DSR=大学生の社会的責任

木曜日夕方。
南区のルレクチェ栽培農家、有限会社盈科さん
にお邪魔した。

児玉さんは言う。

大学生がインターンシップに来るというなら、
自分なりの仮説を持って来い。

こういうふうにやったら、
もっと美味しい野菜や果物がとれる
と思うんです、と仮説を持って来い。

それを全力で検証する、
それがインターンシップの価値だ。

それでうまくいかなかったら、
「理論と実践は違うんですね。」
と言って、また大学に帰って学んでくる。

そしてまた違う仮説をもってやってくる。
ふたたびチャレンジしてみる。

インターンシップというのはそうあるべきだ。

なるほど。
同じ目線でぶつかり合うこと。
そこが必要なのだ。

ふと、大学生の社会的責任=DSRという
コンセプトが浮かんだ。

大学生は、4年間。
最高の学びを手に入れながら、
世の中にアウトプットしないのは、
責任を果たしていると言えるのか?

そう。
大学生の社会的責任も
CSR3.0と同じで、
余った時間にボランティアでゴミ拾いも
素晴らしいのだが、

農学部や経済学部という実学を学ぶ場に
席を置いているのだとしたら、
理論をバッチリ学んで、
現場とガチンコでやりあうこと。

それが本業とDSRの融合なのだと思う。
大学生よ、もっと大学で理論を学び、それを実社会にアウトプットせよ。

専門分野の「学び」で地域に貢献しよう。  


Posted by ニシダタクジ at 07:36Comments(0)起業家留学