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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2011年04月25日

コンテンツとコンテクスト

コンテンツ(内容)の時代が終わり、
コンテクスト(文脈)の時代がやってくる。

正しいか、正しくないか、
有益か、無益かではなく、

どんな意味をつけるのか?
そこが重要だ。

なるほど。

ブログ日記にコメントするとか。
そういう行為。

コンテンツではなくて、
どういう文脈でそれを評価するか。

そこが非常に重要になってくる。

まちづくりもそうだ。
どんな神社やグルメがあるかにプラスして

そこにどんな歴史や想いが詰まっているのか?
ひとりひとりにとってその神社とはお店とは何なのか?

そういう視座を手に入れていくこと。

これが面白いと言われるまちづくりになるのではないか。

コンテンツからコンテクストへ。

時代は変わった。

「キュレーションの時代」(佐々木俊尚 ちくま新書)  


Posted by ニシダタクジ at 08:04Comments(0)オススメ本

2011年04月23日

ドケチ道

未来工業の創業者
山田昭男さん(現相談役)
徹底した「ドケチ」で有名。

著書「ドケチ道」を読む。
ハンパないドケチ(倹約)ぶり
とハンパない反ドケチぶり
要するに使うときは使う、というメリハリがある。

「常に考える」
という社是が社員に浸透している。

意匠登録上位20社の中に
パナソニック、シャープ、三洋電機、ソニー
と超がつく一流企業のなかにランクインしているくらい、
未来工業ではアイデアが出てくる土壌がある。
社員が自ら考え、行動している。

1日の就業時間は7時間15分。
残業禁止。
年間休日は140日。
月平均12日。
GWや夏休みは10連休などザラにある。

すご。
ただただすごい。

山田相談役は社員に問いかける
あなたは何の「○○バカ」なのか?

営業のことをマニアックに研究し尽くした
「営業バカ」か、「モノづくりバカ」

それは、自分自身への戒めでもある。
創業社長である山田さんだが、
事務や財務のことはあまりわからない。
そういうところに口を出すと、
みんな社長の言うとおりにするので、
社員の自主性、当事者意識が育たないのだという。

ひとりひとりが責任者感覚を持ち、
仕事に取り組んでいくことが必要だと山田さんは言う。

プロフェッショナルを育てる。
そのテーマに挑んでみたい。  


Posted by ニシダタクジ at 05:31Comments(0)オススメ本

2011年04月21日

本屋さんへ行こう



長野駅前の平安堂で
手にとってしまって、
帰りの電車の中で読みました。

本屋さんには宇宙が詰まっている。

そんな本屋さんを創ります。  


Posted by ニシダタクジ at 07:21Comments(0)オススメ本

2011年04月05日

モノを買うことで人と人がつながる

キュレーションの時代
(佐々木俊尚 ちくま新書)

これは時代を読む必読の1冊かもしれません。

ツルハシブックスのソファで
立ち読み(座り読み)していたら、
あまりに面白くて、買ってしまいました。

情報の常識が変わった。

情報を求める人が
多様化、細分化して、
どこかにビオトープを形成している。

そこにアプローチできるかどうか。
それがビジネスの鍵を握る時代。

本書に出てくる、
たくさんのエピソードが時代の流れを痛感させ、
テレビや新聞広告などのマス広告の
効果がどんどん薄れてくるのがリアリティをもって学べる。

この本を読んだ後に
小阪祐司「お客様の特別になる方法~リレーションシップキャピタルの時代」
を読むことで、
より深く理解できるのではないかと思われます。

そんでもって具体的には
フェイスブックやツイッターの活用法的な
本を読んで、アクションしていく3段活用がいいのかな。

そんな棚、つくってみようっと。

松岡さんが言っていた。
書店の仕事は、本のつづきをつくること。  


Posted by ニシダタクジ at 06:30Comments(1)オススメ本

2011年03月11日

共同体

「働くことを企業と大人にたずねたい」
(中沢二朗 東洋経済新報社)

新しい切り口で
キャリアを論じた1冊。
高知大学池田先生のオススメにより購入。

これはなかなか。
次世代のキャリアについて論じてある1冊。

いちばんヒットしたのはここ。

産業革命が人を生産者と消費者に分けた。
生産者としての個人は従順で節度ある態度が求められ
消費者としての個人は欲望のままに買い続けることが求められた。

いつのまにか「共同体」意識は消え、
生産者と消費者は対立するようになった。

その心理的乖離が
不幸を生んでいるのかもしれない、
そう思った。

コトラーのマーケティング3.0にも書いてあったが、
生産者と消費者を分ける時代は終わりを告げようとしている。

対立するのではなく、
ともにいまを生きるパートナーとして、
歩んでいくことが必要となる。

世の中は歴史の転換点にきているとあらためて感じた。  


Posted by ニシダタクジ at 06:33Comments(0)オススメ本

2010年12月23日

労働疎外論

田坂広志さんが
著書「目に見えない資本主義」で
書いている、「資本主義と社会主義の相互浸透」。

なるほど。
大局観とはこういうことか。

「マルクスが資本主義の未来を予見した」

彼の本を読むほど、
単なる資本主義批判ではなく、
資本主義と貨幣経済のダイナミズムを理解し、洞察したという。

マルクスの「労働疎外論」

本来、人間にとって喜びであったはずの「労働」が
貨幣経済の誕生によって「商品化」され、
その喜びが失われていった。

そして労働が人間にとってよそよそしい
「疎外」されたものとなった。

そう。
まさに現在起こっている
モチベーション危機の原点がそこにある。

資本主義の「進化」が起こっている
と田坂氏は言う。

その進化とはなんなのか?
新潟における進化は?

そんな問いを立てるときがやってきた。  


Posted by ニシダタクジ at 07:46Comments(0)オススメ本

2010年11月15日

CSR3.0

社会貢献でメシを食う
(竹井善昭 ダイヤモンド社)
より。

今はCSR3.0の時代なのだという。

日本のCSRには3つの段階があった。

CSR1.0の時代それは「慈善」の時代だ。

企業に求められたのは、NPO、NGOへの寄付。
企業はお金を出すだけ、という時代だった。

次にやってくるのは、
CSR2.0の時代だ。

「本業を通じたCSR」「本業を活かしたCSR」
の時代だ。
たとえば、「コーズ・マーケティング」
1本のアサヒビールが売れれば、1円がどこかに寄付されるというようなことだ。

あるいは、IT企業の技術者がNPOの
システム構築をやるとか、そんな話だ。

いま、まさに行われているCSR事業だ。

しかし。
このCSRは本業が傾いたときに、継続不可能なモデルだ。

次の時代のCSR3.0これがこれからの時代のモデルだ。
「本業とCSR事業の統合」

企業は、本業として、成長戦略として、CSRに取り組むことになる。

「社会貢献したほうが企業は儲かる」
とは戦略論の大家、マイケル・ポーター
が「戦略的CSR」の中で示した言葉である。

そして。
そのCSR3.0はすでに、
日本を代表するグローバル企業「ユニクロ」により、
実践されている。

今年7月に発表された
バングラデシュに合弁会社をつくり、
資材調達から販売まですべてを国内で行い、
雇用を創出するだけではなく、
バングラデシュの貧困層でも購入できる
1ドル程度の価格の洋服を生産するのだと言う。

柳井さんは言う。
「これまで主に先進国を対象にビジネスを広げてきたが、
世界にはそれ以外の国に住む人々が約40億人いる。
バングラデシュは将来性のある国。
人々の生活をサポートし、世の中の役に立つソーシャルビジネス
を開発することで、将来的に大きなビジネスになる。」

そう。
まさに企業は、自社の成長のため、
ソーシャルビジネスに取り組む時代となった。

CSR3.0
そんな企業のあり方が、すぐそこにある。  


Posted by ニシダタクジ at 08:37Comments(0)オススメ本

2010年11月12日

リーダーとしての道

「国をつくるという仕事」(西水美恵子 英治出版)
の解説を田坂広志さんが書いている。

その中の一節。

~~~ここから引用

世に真のリーダーが生まれてくるのは、
野心でも、競争でもなく、
訓練でも、教育でもない。

人生における、人との出会い。
そこに生まれる、深い共感。
その共感によって、定まる思い。
その思いに駆られるように、歩む道。
その道を歩むことで与えられる、人間としての成長。
気がつけば歩んでいる、リーダーとしての道。

それが真実ではないか。
すべては、人間への深い共感、人々への深い共感から
始まるのではないのか。

~~~ここまで

まずは「共感」の舞台をプロデュースすること。
そこから次世代のリーダーが生まれてくるはずだ。  


Posted by ニシダタクジ at 07:55Comments(0)オススメ本

2010年11月06日

地域再生の罠

昨日、北書店で飛び込んできた本。

地域再生の罠(久繁哲之介 ちくま新書)

あるある。
という感じの「地域再生」施策
が一刀両断。

アルビレックス新潟は
数少ない成功事例として載っていました。
地域につながりと誇りを取り戻した。

この本の中で
「7つの提言」が掲げられているが、

そのうちの
「経済利益より人との交流」
「市民の地域愛」
「交流を促すスローフード」

など、
ヒットすること多数。

まだ読み始めですが、
非常に楽しみな本です。  


Posted by ニシダタクジ at 06:59Comments(0)オススメ本

2010年10月30日

生きるということ

http://www.sanctuarybooks.jp/kuriki/
栗城史多著「NO LIMIT」(サンクチュアリ出版)
シビれる1冊。

来ましたね。
ググーっときた。

人は「生きる」ために生きている。

そんなことを
改めて実感させられた。

栗城史多。
ソロアルピニスト。
7大陸最高峰登山に挑戦中。

~~~本書より
怖いというよりは、やってみたい。
そう思うのであれば、行くしかない。
やりたいと思った瞬間に、
すでに道は開けているからだ。

道は2本も3本もなく、1本しかない。
できることは、
それが一体どんな道になるのか、
楽しみ尽くすだけだ。
~~~ここまで。

生きるということは挑戦をすること。
いや。
挑戦することが生きてることを
実感させてくれることなんだな。

なぜ、君は山に登るのか?

「そこに山があるから」

というより。

「生きるために」

ただ、生きるために。
僕たちも自分の山に登ろう。  


Posted by ニシダタクジ at 06:54Comments(0)オススメ本

2010年10月14日

人生の岐路にたったとき

人生の岐路にたったとき。

力がみなぎってくる言葉がある。
そして音楽がある。

人生のテーマと
テーマソングを掲げ、
再び旅に出てゆく。

覚悟はひとりで。
やるのは仲間で。
(高橋歩 夢は逃げない逃げるのはいつも自分だ ノースヴィレッジより)

そうそう。
そんなひとりひとりと
船旅に出よう。  


Posted by ニシダタクジ at 07:10Comments(0)オススメ本

2010年09月28日

幸せの新しいものさし

「幸せの新しいものさし」
(博報堂大学 PHP)


そうそう。
そういうこと。

まさにものさしが
変わってきている。
昔のものさしは役に立たない。

誰が作ったかわからない
無農薬のお米より、
高橋さんが炎天下に草刈りをした田んぼで
育った、除草剤1回使用のコシヒカリを食べたい。

そんなものさしを
ひとりひとりが持つ時代。
いや、創っていく時代。

そんな時代が始まっているのだ。  


Posted by ニシダタクジ at 15:29Comments(0)オススメ本

2010年07月31日

橘川幸夫さん

朝。
セブンイレブンに届いた本
「希望の仕事術」(橘川幸夫 バジリコ)

これは熱い本です。
シビれます。

企画書と予算書が
世の中をつまらなくした。

なるほど。
「予測可能」なものなど、
やっても面白くないということか。

お昼。
運良く、橘川さんと
ご一緒することになった。

ツイッターがすごいのではない。
システムを賛美するのではなく、
システムを作る側にいかなければならない。

2001年「インターネットは儲からない」(日経BP)

を読んだときから、
会いたかった憧れの人。

熱い話をたくさん聞きました。
ありがとうございました。

本屋とは、答えを教えてくれるところではなく、
問いをくれる場所だ。

そんな本屋。
実現します。

  


Posted by ニシダタクジ at 07:20Comments(0)オススメ本

2010年07月25日

成功は1日で捨て去れ

ご存知、ユニクロこと
ファーストリテイリング社長、柳井正さん。

彼のひとことひとことには、
重みがある。

本のタイトルにもなった
「成功は1日で捨て去れ」はまさに名言だ。

過去の成功体験に縛られて
今を生きないことが、
衰退への第1歩となっていく。

そんな柳井さんから始まる
一流の人たちのメッセージが詰まっている本

「一流たちの修行時代」
(野地秩嘉 光文社新書)

読むべき1冊です。
久々にきました。

「就活廃止論」以来の読むべき1冊です。

大学生、そして今を生きる人への
必読の1冊。

大学の講師になって、
これをテキストに授業をしたいなあと思います。

柳井さんからのラストメッセージはこちら。

「若い人に言いたい。僕は金もなく、モノもなく、田舎で起業した。
僕に比べればにんな恵まれています。何かやったらいいんですよ。
今の時代は本当にいいアイデアがあれば世界中から金が集まるし、
成功することも可能です。あきらめちゃいけない。
しないうちからあきらめるな。だって、若い人ってまだ何もしていないんでしょう。
あきらめることなんかない。まだ何も始まっていないんですよ、あなた方は。」

いいですね。
すごくいいです。
まっすぐな言葉です。

何かやったらいい。
まだ何も始まっていない。

そうそう。
そんなメッセージに詰まっている本です。

絶対買いです。

・・・
やっぱり本屋やりたいです。  


Posted by ニシダタクジ at 13:33Comments(0)オススメ本

2010年06月15日

人は金のみにて働くにあらず

「虚妄の成果主義」(高橋伸夫著 日経BP 2004)

中村さんが大阪から持ってきて、
事務所に置いてあったのだけど、
3年も放置してあり、やっと読み始め。

熱い本です。
ステキです。
経営学はサイエンスです。

この言葉にまずはシビれます。

働くときのモチベーションとは、
いったいなんでしょうか?

それには、
内的動機付けと
外的動機付けがあります。

仕事が上手くいったら、ボーナスが出ます、
みたいなのは、外的動機付け。

他方、仕事の内容自体に同意し、賛同し、
それをやっていくことで満足が得られるのが内的動機付け。

内的動機付けを
分解すると
職務遂行⇒職務満足
が一体になったものだと表現することができます。

ところが。
そこに金銭的報酬が割り込んできます。

職務遂行⇒金銭的報酬⇒職務満足

つまり、職務満足は
「金銭的報酬」によって得られるようになります。
つまり、金のために仕事をするようになります。

これを象徴するエピソードが面白い。
心理学者デシによると、

第一次大戦後、
ユダヤ人排斥の空気が強い米国南部で
ユダヤ人が洋服やさんを出店した。

すると、嫌がらせをするために、
ボロ服をまとった少年たちが
店先に立ち「ユダヤ人、ユダヤ人」と
ヤジを飛ばすようになった。

困った店主は、一計を案じた。

ある日彼らに
「私をユダヤ人と呼ぶ少年には1ダイム(10セント硬貨)を与えよう」
と言って、少年1人1人に硬貨を与えた。

戦利品日喜んだ少年たちは次の日もやってきて
「ユダヤ人、ユダヤ人」と叫び始めたので
彼は「今日は1ニッケル(5セント硬貨)しかあげられない。」
と言って、再び少年たちに硬貨を与えた。

その次の日も少年たちはやってきてヤジを飛ばしたので、
「これが精一杯だ。」と言って、今度は1ペニー(1セント硬貨)を与えた。

すると少年たちは2日前の10分の1の額であることに文句を言い、
「それじゃあ、あんまりだ」と言ってもう二度と来なくなった。

~~~ここまで

このエピソードがまさに、
内的動機付け=職務遂行⇒職務満足
の間に金銭的報酬を割り込ませることによって、
モチベーションを下げるメカニズムを表している。

もともとや「ユダヤ人」とヤジることと
職務満足はくっついていたが、
金銭的報酬のインパクトの強さが
それを分離した。

すなわち、満足を得るためには
金銭的報酬が必要となったのだ。

なるほど。
サイエンスですね。  


Posted by ニシダタクジ at 06:09Comments(0)オススメ本

2010年04月21日

君、もっと戦略的に考えないと・・・

世界一シンプルな「戦略」の本
(長沢朋哉 PHP研究所)

「君、もっと戦略的に、考えないと。」
と上司に企画書をダメだしされる。

では、戦略的とは、
いったいなにか?

戦略=目的+手段

たしかにシンプル。

そしてその目的は階層化している。

たとえば。

・売り上げ10%アップ
・自然派イメージの浸透
・ヘビーユーザーの増加
・好感度の高いテレビCMをつくる

というのがあったとすると、

これらは全て目的ではあるが、レベルが違う。

売り上げ10%アップ

ヘビーユーザーの増加

自然派イメージの浸透

好感度の高いテレビコマーシャル

下は上の手段になっている。
ここで、目的とするべきは、どのあたりか?

とすると、
「ヘビーユーザーの増加」が
戦略的には目的となる。

売り上げ10%アップでは、
無限に手段が考えられて広すぎるし、
自然派イメージ浸透では狭くなってしまう。

なるほど。

ヘビーユーザーの増加を
テーマに、アイデアを出し、
「選択」と「集中」で絞り込む。

なるほど。
戦略的であるとはそういうことか。  


Posted by ニシダタクジ at 07:53Comments(0)オススメ本

2010年04月13日

ことづけ

半農半Xの塩見直紀さんは、
僕の大切な心の師匠だ。
いろいろなことを学ぶ機会を提供してもらった。

その中でも、今でも僕の心を捕らえて離さない、
ひとつの詩がある。
工藤直子さんのあいたくて、だ。

あいたくて

だれかに あいたくて
なにかに あいたくて
生まれてきた
そんな気がするのだけれど

それが だれなのか なになのか
あえるのは いつなのか

おつかいの とちゅうで
迷ってしまった子どもみたい
とほうに くれている

それでも 手のなかに
みえないことづけを
にぎりしめているような気がするから
それを手わたさなくちゃ
だから

あいたくて


僕は、世の中の人は全て、
きっとこんな感じなのだなあと思う。

みんながおつかいの途中で
迷ってしまった子どもみたい。

それでも、手の中に見えないことづけを
握り締めている気がするのだ。

誰か、ことづけを待っている人がいる。
それを手渡さなくちゃ。

今日も、ことづけを渡す誰かを探しに行こう。  


Posted by ニシダタクジ at 06:22Comments(0)オススメ本

2010年03月05日

座右の銘

座右の銘~意義ある人生のために(里文出版)

という分厚い本がありました。

先人たちの座右の銘に触れて、熱くなります。

これはいい本ですね。



「大切なことは、

大志を抱き、それを成し遂げる

技能と忍耐をもつということである。

その他はいずれも重要ではない。(ゲーテ)」


熱い!

熱いぞ!  


Posted by ニシダタクジ at 06:51Comments(0)オススメ本

2010年01月26日

自分ポイントカード

行動科学マネジメント研究所の
石田淳さんの本が面白い。

望ましい行動をピックアップして、
それを強化していくこと。

人間は習慣の奴隷であると言われる。
その習慣を変え、習慣化を促すメカニズムである。

望ましい行動をしたときに、
それを強化する。

たとえば。
飼い犬をしつけるとき。
「お手」と言って、ちゃんと手を差し出したら
食べ物を与える。

これによって、犬は「お手」を覚えるようになる。

人間も同じだ。
望ましい行動を強化することが必要だ。

夏休みのラジオ体操。
毎日ハンコをもらう。
「早起きしたね。」
というごほうびがハンコだ。

それを集めたからって、
ノートとか、たいしたものはもらえない。

したがって、ほうびが動機付けにはなっていない。
あれは、ハンコをもらうことそのものが喜びなのだ。
まさにそれはハンコによって「強化」されているのだ。

石田淳さんのオススメは、
自分ポイントカード
望ましい行動をしたときに、
ハンコをついていく。

10個たまったら、ちょっと贅沢したケーキなんて
ごほうびに自分にあげたりする。

そんな自分ポイントカードで
習慣を変えていかないか?  


Posted by ニシダタクジ at 05:36Comments(0)オススメ本

2010年01月19日

厳選採用

目からウロコが落ちまくりの本。
「《就活》廃止論」(佐藤孝治 PHP新書)

現在読み進めているが、
これは本当に全大学生&大学生の保護者は
読んでおくべき本だと思う。

時代は変わったのだ。

企業への「所属」は意味をもたなくなった。
「安定」とは変わり続けることができることだ。

昨日。
いちばん衝撃だったのはココ。

~~~ここから引用

多くの学生が勘違いしているのだが、
学生が就職活動に苦戦している理由は、
新卒学生に対する求人が少ないからではない。
企業が採りたいと思う学生が少ないからである。

企業はいい学生がいればもっと採用したいのだが、
会社に入ってから利益を生んでくれそうだとイメージできる
学生が少ないのである。

企業の採用コンサルタントとしてクライアントと打ち合わせをしていると、
「数は追いません。もし優秀な学生と出会えなければ採用予定数に達しなくても
しかたないと思っています」という話をよく聞く。厳選採用の傾向はますます強まっている。

~~~ここまで

学生が考える企業に求められる人材と
本当に企業が求めている人材には、
大きなギャップがあると著者は言う。

その昔、企業は社内で人材育成をしていた。
だから、会社に所属さえすれば、
下積みから始めて、一人前の社会人にしてくれた。
だから、素直で、なるべくなら変な経験のついていない、
真っ白な新卒学生が欲しかった。

しかし、いまは違う。
人材育成をする余裕がある企業はごく少数だ。

ならば。
内定できる人物とは誰か。

あなたが人事担当者だったら、社長だったら、
どんな人材が必要なのか?採りたいのか?

そう。前述の
「会社に入ってから利益を生んでくれそうな人材」
これに尽きる。

だとすれば。
就活のときに面接で応えるべきことは
いったい何か?

自分が会社に利益をもたらすとイメージさせること。

そのために、必要な大学時代の経験とは何か?

その問いかけを、1,2年生に行っていく必要がある。

「《就活》廃止論」(佐藤孝治 PHP新書)
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Posted by ニシダタクジ at 05:44Comments(2)オススメ本