2010年11月15日

CSR3.0

社会貢献でメシを食う
(竹井善昭 ダイヤモンド社)
より。

今はCSR3.0の時代なのだという。

日本のCSRには3つの段階があった。

CSR1.0の時代それは「慈善」の時代だ。

企業に求められたのは、NPO、NGOへの寄付。
企業はお金を出すだけ、という時代だった。

次にやってくるのは、
CSR2.0の時代だ。

「本業を通じたCSR」「本業を活かしたCSR」
の時代だ。
たとえば、「コーズ・マーケティング」
1本のアサヒビールが売れれば、1円がどこかに寄付されるというようなことだ。

あるいは、IT企業の技術者がNPOの
システム構築をやるとか、そんな話だ。

いま、まさに行われているCSR事業だ。

しかし。
このCSRは本業が傾いたときに、継続不可能なモデルだ。

次の時代のCSR3.0これがこれからの時代のモデルだ。
「本業とCSR事業の統合」

企業は、本業として、成長戦略として、CSRに取り組むことになる。

「社会貢献したほうが企業は儲かる」
とは戦略論の大家、マイケル・ポーター
が「戦略的CSR」の中で示した言葉である。

そして。
そのCSR3.0はすでに、
日本を代表するグローバル企業「ユニクロ」により、
実践されている。

今年7月に発表された
バングラデシュに合弁会社をつくり、
資材調達から販売まですべてを国内で行い、
雇用を創出するだけではなく、
バングラデシュの貧困層でも購入できる
1ドル程度の価格の洋服を生産するのだと言う。

柳井さんは言う。
「これまで主に先進国を対象にビジネスを広げてきたが、
世界にはそれ以外の国に住む人々が約40億人いる。
バングラデシュは将来性のある国。
人々の生活をサポートし、世の中の役に立つソーシャルビジネス
を開発することで、将来的に大きなビジネスになる。」

そう。
まさに企業は、自社の成長のため、
ソーシャルビジネスに取り組む時代となった。

CSR3.0
そんな企業のあり方が、すぐそこにある。


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Posted by ニシダタクジ at 08:37│Comments(0)オススメ本
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