2010年12月23日

労働疎外論

田坂広志さんが
著書「目に見えない資本主義」で
書いている、「資本主義と社会主義の相互浸透」。

なるほど。
大局観とはこういうことか。

「マルクスが資本主義の未来を予見した」

彼の本を読むほど、
単なる資本主義批判ではなく、
資本主義と貨幣経済のダイナミズムを理解し、洞察したという。

マルクスの「労働疎外論」

本来、人間にとって喜びであったはずの「労働」が
貨幣経済の誕生によって「商品化」され、
その喜びが失われていった。

そして労働が人間にとってよそよそしい
「疎外」されたものとなった。

そう。
まさに現在起こっている
モチベーション危機の原点がそこにある。

資本主義の「進化」が起こっている
と田坂氏は言う。

その進化とはなんなのか?
新潟における進化は?

そんな問いを立てるときがやってきた。


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Posted by ニシダタクジ at 07:46│Comments(0)オススメ本
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