2009年02月05日

ベストセラーには理由がある

快速「くびきの」
かなり快適なのに、普通列車と同料金。
東三条から新井まで約2時間。
新井から長野まで約1時間。

その旅に不可欠なもの。
やっぱり本。
火曜日に新発田のブックオフで大量に仕入れてきた。
ちなみに105円コーナーにしか行きません。

行くと必ず2,3年前にベストセラーだった本が
売っています。

「そういえば、読んでみたかったんだよね。」
っていう本を買うようにしています。

今回は
「俺がつくる」(岡野雅行 中経出版)
「生協の白石さん」(白石昌則 講談社)
「国家の品格」(藤原正彦 新潮新書)

など。
魅力のラインナップ。
いつものように3冊を1章ずつ回し読み。
こうすると集中力が持つんです。

「国家の品格」
これは、いいですよ。
日本の誇りをもう一度問い直してくれます。


第2章「論理」だけでは世界は破綻する
ここがかなり熱いですね。
筆者は論理的に考えることに絶対の価値を
与えているところに問題があると言います。

パン泥棒の例を出して説明しています。
道の角にパン屋さんがありました。
そこに1週間飲まず食わずの人がやってきました。
そしてパンを持って走って逃げたのです。

ひとりの人はこう考えました。
「日本は法治国家である。法治国家においては
法律を遵守しなければならない。人のものをだまって盗るということは
窃盗罪に値する。したがって法律に基づいて処分されなければならない。
そのために警察に突き出そう。」
と考え、犯人を追いかけました。

もうひとりの人はこう考えました。
「ああ、かわいそう。いまこのパンを食べなければこの人は死んでしまったかもしれない。
人間の命は一片の法律よりも重い場合がある。だから今は見てみぬフリをして通り過ぎよう。」

最初の人は
論理の出発点が
「日本は法治国家である。」で結論が「警察に突き出そう」
次の人は
出発点が「ああ、かわいそう」で結論が「見てみぬフリをしよう。」

このように。
同じ現象を見ていても、出発点が違うだけで
論理思考としては正しくても、
まったく異なった結論がでるようになります。

論理的であることは非常に危ういのです。

小学生に英語を教える
→英語を話せるようになる
→国際人になる

小学校で国語を強化し、読書を奨励する
→人間の内容が充実する
→国際人になる

どっちが国際人への近道でしょうか。
英語を話せたら国際人なのか?

そもそも、国際人とは、何なのか。
日本のことをしっかりと説明できてこその国際人ではないか。
日本代表として恥ずかしくない知識をつけてこそ国際人ではないか。

僕もまさにそう思います。
国語を身につけてこそ国際人です。

ながくなっちゃいました。
あとの2つはまた後ほど。

生協の白石さん、
3ヵ所くらいで爆笑しました。
車内に人が少なくてよかったです。


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Posted by ニシダタクジ at 07:26│Comments(0)オススメ本
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