2008年09月05日

子どもの人生を引き受けない

優れた教育者とは、なんだろうか。

理想を語り、リーダーシップを発揮し、
「オレについて来い」
と導いてくれる人か。

自分に厳しく人に優しく、
人生に対する姿勢が素晴らしくて、
「目標とするのは、あなたです。」
と言ってもらえるような人か。

「いいんだよ」と
包み込んでくれる愛で
あたたかく見守ってくれる人か。

そのどの人にもなれない人は、
教育者として、生きていくことはできないのか。

僕は、その全てになれない。
でも、教育というものに関わりたいのだ。

「場をつくる」ということ。
子どもがチャレンジできる場をつくるということ。
心を開いて安心できる場をつくるということ。
悩んだときに帰ってこれる場をつくるということ。

それは。
まきどき村の畑だったり、
おやじ万博のイベントだったり、
近所のおばちゃんも集まる塾だったり。

子どもの人生を引き受けない。
場を提供していくだけ。

子どもはそこでいろんな人から影響を受け、
自分なりに人生を選び、進んでいく。

そんな教育が成り立たないだろうか。


同じカテゴリー(NPO)の記事画像
タコつぼを破壊する
支援をする側、受ける側の壁を超えて
駅伝のようなまちづくり
新年会
エブリタイガー祭り
本日付新潟日報11面
同じカテゴリー(NPO)の記事
 立ち位置を知る (2011-03-31 06:39)
 計画停電 (2011-03-16 06:25)
 SRI=社会責任投資 (2011-03-01 05:54)
 政策をつくる (2011-02-20 09:07)
 「調査」で世界は変えられる (2011-02-17 07:14)
 まちを学校にする (2011-02-11 06:32)

Posted by ニシダタクジ at 05:59│Comments(0)NPO
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。