2011年03月01日

SRI=社会責任投資

想像力。
そして
創造力。

「経済発展」「効率化」の代償として失ったもの。

ビジネスとは切ることだと
誰かが言っていた。

生産者と消費者を切る。

農家から農協へ。
農協から市場へ。
市場から仲卸へ。
仲卸から小売へ。
小売からお客へ。

そのそれぞれで利益をとっているから、
農家に入るものは少なく、
お客が買うときには高くなっている。

それを
農家から小売へ。
小売からお客へ。

としたのが、
現在新潟市内にもたくさんある
いわゆる農産物直売所だ。

農協、市場、仲卸を
通していない分、当然スーパーなどから
買うよりも安い価格で売っても農家に入る金額は大きくなる。

想像力。
魚が切り身で泳いでいると思っていたり、
にんじんは赤いところだけで生えていると思ったり。
そんなイメージは実感・体感していないと、持つことはできない。

SRI=社会責任投資
の日本の第一人者、秋山をねさんは
もともと証券会社のトレーダーだった。
お金第一の社会に疑問を感じていたのだという。

原発に反対しているのに、
原発に技術供与している会社の製品を平気で買う
というのは、おかしい。

そんなことを投資の世界でやり始めた。
企業の誠実さに対しお金が動いていく時代。

その商品は誰がどのように作ったのか?
その想像力が必要とされている。

新潟で居酒屋行くなら、
チェーン店ではなく地元資本のお店に行くとか。
地産地消の店に行くとか。

個人レベルでの
SRI的な考え方が
求められているのかもしれない。


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本日付新潟日報11面
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Posted by ニシダタクジ at 05:54│Comments(0)NPO
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