2009年08月25日

ジュニアエコノミーカレッジ

会津若松市の
「ジュニアエコノミーカレッジ」事業について
ヒアリングに行ってきました。

お忙しい中対応していただきました
商工会議所の大堀さん、本当にありがとうございました。
熱い想いが心の奥まで伝わってくる時間となりました。

明天の貝沼さんも
つないでいただき、
また感動のソースカツ丼をありがとうございました。

会津若松商工会議所が
主催する小学校5,6年生向けプログラム
「ジュニアエコノミーカレッジ」

5名1組でチームを組み、
それを株式会社として組織する。

地域のお祭での出店へ向けて、
資金提供を受け、
いろいろ材料を仕入れ、実際に販売する。
利益はみんなのおこづかいとなる。
というプログラム。

ここで主催者側は徹底した「教えない」ことを
目指す。

たとえば
100円で仕入れたものを120円で売る
という事業計画が出てきた場合。
「そんな利益率では・・・」
と言いたくなるが、ぐっとこらえる。

そしてそのままやらせる。
小学校5,6年生がすでにもっている知識、知恵で
いまできることをやる。

場、環境を用意した
「アウトプット教育」しかやらないのだ。

大切にしているのは、「決める」ということ。

大家族だったり、子どもがたくさんいたとき、
自分が決めなければ、何もできなかった。
おやつの取り合いだって、自分がとりにいかなければ
食べられなかった。

いま、「決める」ということが
生活シーンにあまり必要ではなくなった。

5人1組の会社をつくり、準備をして、販売をする。
山あり、谷あり。
もうかることに価値があるのではなく、
経験することに価値がある。

「ジュニアエコノミーカレッジ」とは、
会津若松で、志士たちを輩出しようとする試みだった。

最後に大堀さんとパチリ。
ジュニアエコノミーカレッジ



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Posted by ニシダタクジ at 06:13│Comments(0)NPO
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