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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2009年04月13日

安心・安全だけで十分なのか?

野菜や食べ物をめぐるキーワード
「安心・安全」
「顔が見える関係」
「地産地消」

なにか、足りない。
そう。
心を揺さぶられる何かがない。
積極的な参加意識がない。

「地産地消」
を意識している人はどうしてだろうか?

フードマイレージが小さいから?
身土不二が体にいいから?
それとも県や市といった自治体が宣伝しているから?

「地産地消」という道徳。
これはやったほうがいいという
スローガンとなっているからではないだろうか。

もっと、積極的な取り組み。
どう考えても、地産地消じゃないと豊かじゃないという
くらいのものを作り上げないと、
本当の意味での普及はないのではないか。

昨日も中原さん家のカブを食べた。
この時期だから、露地ではなく
ハウスで育てられている。

露地ものがいちばんナチュラル?
有機・無農薬がいい?

なんか、浅い。
大学時代、農家出身の同級生に言われた。
「だから、素人は困る。一回作ってみろって」

いま。
僕は農家ではないけど、
その言葉の意味が少しだけ分かる気がする。
机の上ではない。
農業の実態を知った上で、何を食べるか。

そして、自分が選ぶべき基準はどこにあるのか?

「安心・安全」
「顔が見える関係」
「地産地消」
というスローガンではない、
あらたな野菜との関係性が浮かび上がってくる。

「思い」「情熱」「好き」
そんなものを感じながら野菜を食べること。

農家ファンクラブで問いかけたいのは、
そういうことなのかもしれない。

「安心・安全」だけで十分なのか?  


Posted by ニシダタクジ at 06:15Comments(0)農の未来