2010年09月30日

コミュニティを再構築する

コミュニティ:大辞林より
[1] 人々が共同体意識を持って共同生活を営む一定の地域、およびその人々の集団。地域社会。共同体。
[2] 転じて、インターネット上で、共通の関心をもちメッセージのやりとりを行う人々の集まり。
[3] アメリカの社会学者マッキーバー(R. M. MacIver)が定式化した社会類型の一。血縁・地縁など自然的結合により共同生活を営む社会集団。

だそうだ。
コミュニティの崩壊とは、
地域社会の地縁、血縁が
崩れてきたことを言うのかもしれない。

2の意味で言えば、
ネットコミュニティとは、
「共通の関心」と「メッセージのやりとりを行う」ということが
大切のようだ。

そう。
コミュニティとは、ネット上に限らず、
コミュニケーションのある空間、関係性のことではないか。

コミュニケーションとは、
人と人が言葉、想い、やさしさなどを交わすということ。
言葉で言えば「対話」だ。

対話が1対1ではなく、
ネットワーク式にあるというか、
複数が絡み合ってあるような状況があることを
コミュニティと呼ぶとすれば、
そこに駄菓子屋とコンビニの違いがある。

駄菓子屋の店主とお客(子ども)は
「対話」をしているが、
コンビニではしていない。
複数がネットワーク式に関わることもない。

ということは、
コミュニティの崩壊とは、
コミュニケーション機会の減少だということもできる。

その理由はたくさんある。
・商店街の衰退=買い物の一元化
・電化製品の発達
・核家族化、個室化

だから、コミュニティの再構築には、
コミュニケーション機会を増やしていくことが必要だ。

それにはもちろん、
昔ながら祭の復活や
なんらかのイベントを打つことももちろん大切なのだが、

継続的で、
たくさんの世代が参加、参画できる
多様なプロジェクトが求められているのだと思う。

「だがしや楽校」は
そのための有効なひとつの手段なのではないだろうか。

10月3日15:00~
だがしや楽校発案者
松田道雄先生(高千穂大学教授)
の講演会を巻文化会館2階実習室で行います。

9:00~12:00は
遊びの屋台村、だがしや楽校が開催です。


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Posted by ニシダタクジ at 06:22│Comments(0)地域の寺子屋
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