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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2010年01月19日

厳選採用

目からウロコが落ちまくりの本。
「《就活》廃止論」(佐藤孝治 PHP新書)

現在読み進めているが、
これは本当に全大学生&大学生の保護者は
読んでおくべき本だと思う。

時代は変わったのだ。

企業への「所属」は意味をもたなくなった。
「安定」とは変わり続けることができることだ。

昨日。
いちばん衝撃だったのはココ。

~~~ここから引用

多くの学生が勘違いしているのだが、
学生が就職活動に苦戦している理由は、
新卒学生に対する求人が少ないからではない。
企業が採りたいと思う学生が少ないからである。

企業はいい学生がいればもっと採用したいのだが、
会社に入ってから利益を生んでくれそうだとイメージできる
学生が少ないのである。

企業の採用コンサルタントとしてクライアントと打ち合わせをしていると、
「数は追いません。もし優秀な学生と出会えなければ採用予定数に達しなくても
しかたないと思っています」という話をよく聞く。厳選採用の傾向はますます強まっている。

~~~ここまで

学生が考える企業に求められる人材と
本当に企業が求めている人材には、
大きなギャップがあると著者は言う。

その昔、企業は社内で人材育成をしていた。
だから、会社に所属さえすれば、
下積みから始めて、一人前の社会人にしてくれた。
だから、素直で、なるべくなら変な経験のついていない、
真っ白な新卒学生が欲しかった。

しかし、いまは違う。
人材育成をする余裕がある企業はごく少数だ。

ならば。
内定できる人物とは誰か。

あなたが人事担当者だったら、社長だったら、
どんな人材が必要なのか?採りたいのか?

そう。前述の
「会社に入ってから利益を生んでくれそうな人材」
これに尽きる。

だとすれば。
就活のときに面接で応えるべきことは
いったい何か?

自分が会社に利益をもたらすとイメージさせること。

そのために、必要な大学時代の経験とは何か?

その問いかけを、1,2年生に行っていく必要がある。

「《就活》廃止論」(佐藤孝治 PHP新書)
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http://koji.jobweb.jp/   


Posted by ニシダタクジ at 05:44Comments(2)オススメ本