2009年12月03日

「起業家留学」するべき人

『起業家留学』はまさに「留学」だ。
決断をした者だけが通ることができる道だ。

志ある社長の元で、
自分がしたことのないチャレンジをする。
そこには自己成長の機会と発見、挫折と感動が
山のようにある。

それを人は「経験」と呼ぶ。

そんな経験から得られるいちばんのものは、
「起業家精神」=「当事者意識」+「価値創造力」

これは世の中に出る人。
誰もが持っているべき、資質だ。

なぜなら、これからの時代、
ひとりひとりが社会を創っていかなくてはならないからだ。

起業家精神を持って、社会に出ないと、
何のために働いているのか。
なぜ、自分はここにいるのか。
悶々と問いかける日々が待っている。

だから、僕が考える、
起業家留学したほうがいい大学生の基準。

1 新卒後すぐに公務員、もしくは教員志望の人

もし、民間企業での修行後に公務員か教員を
志望する人であれば、民間企業の経験があることが望ましい。
もっとも必要なのは、コスト感覚だ。
このくらいの投資をしたら、このくらいの成果を生まなくてはならない。
それを持っているといないとではまったくの違いがある。

そして教員となり、進路指導をするときに、
自分は何も民間を知らなくて、進路指導が果たしてできるだろうか。

半年間の修行がきっと将来に花開く。

2 大企業に就職志望の人

もし、あなたが大企業への就職を望むなら、
起業家留学をおすすめする。
社員数5人と500人の会社では、
ダイナミズムがまったく変わってくる。

もちろん常に必要なのは「起業家精神」で
あることは間違いないが、
小さな会社での、責任ある仕事の遂行は、
将来に必ず生きてくる。

何より、大企業が求める人材は、
「会社を変えていける人」だ。
大企業こそ「起業家精神」を求めている。

3 将来は起業したいと思っている人

起業するときに、重要となってくるのは、
スキルよりもネットワークだ。

会社の名刺を使ったネットワークが
独立後に機能しないことは、
多くの先輩たちが語っているとおりだ。

地域に根ざし、会社を経営している経営者の元での
修行は、あなたに、多くのネットワークとその形成の仕方を学ばせるだろう。

以上3パターンを挙げてみた。

この中に当てはまらないなら、
起業家留学をする必要はすぐにはない。

とりあえず、就職。
そしてスキルと経験を重ねながら
よい社会人となってほしい。

あるいは、もうすでに圧倒的な起業家精神を身につけている場合。
そして、学生レベルをはるかに超えた、スキルとネットワークを持っている場合。
この場合も起業家留学という手段を使う必要は特にない。

半年間という時間的投資。
これに見合う価値は、自分で見つけるしかない。


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Posted by ニシダタクジ at 06:52│Comments(0)起業家留学
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