2009年01月08日
二人の石切り職人
田坂広志さんの著書「仕事の報酬とは何か?」に
こんな一節がある。
~~~~ここから。
二人の石切り職人
旅人が、ある町を通りかかりました。
その町では、新しい教会が建設されているところであり、
建設現場では、二人の石切り職人が働いていました。
その仕事に興味を持った旅人は、一人の石切り職人に聞きました。
あなたは、何をしているのですか。
その問いに対して、石切り職人は、
不愉快そうな表情を浮かべ、ぶっきらぼうに答えました。
このいまいましい石を切るために、
悪戦苦闘しているのさ。
そこで、旅人は、もう一人の石切り職人に、同じことを聞きました。
すると、その石切り職人は、
表情を輝かせ、生き生きとした声で、こう答えたのです。
ええ、いま、私は、
多くの人々の心の安らぎの場となる
素晴らしい教会を造っているのです。
どのような仕事をしているのか。
それが、我々の「仕事の価値」を定めるのではありません。
その仕事の彼方に、何を見つめているか。
それが、我々の「仕事の価値」を定めるのです。
~~~~ここまで。
5日の仕事始め。
決算作業で数字と戦っていた。
はっきり言って数字はニガテだ。
では。
そのときに旅人が通りかかったら、
どう答えているだろうか。
「この、いまいましい数字を合わせるために悪戦苦闘しているところだよ。」
それとも
「身近なヒーローをたくさん輩出する地域の教育システムをつくるため、
その土台となる経理のシステムをつくっているところだよ。」
どちらなのだろうか。
つまらない仕事なんてない。
つまらないと思う僕たちがいるだけだ。
こんな一節がある。
~~~~ここから。
二人の石切り職人
旅人が、ある町を通りかかりました。
その町では、新しい教会が建設されているところであり、
建設現場では、二人の石切り職人が働いていました。
その仕事に興味を持った旅人は、一人の石切り職人に聞きました。
あなたは、何をしているのですか。
その問いに対して、石切り職人は、
不愉快そうな表情を浮かべ、ぶっきらぼうに答えました。
このいまいましい石を切るために、
悪戦苦闘しているのさ。
そこで、旅人は、もう一人の石切り職人に、同じことを聞きました。
すると、その石切り職人は、
表情を輝かせ、生き生きとした声で、こう答えたのです。
ええ、いま、私は、
多くの人々の心の安らぎの場となる
素晴らしい教会を造っているのです。
どのような仕事をしているのか。
それが、我々の「仕事の価値」を定めるのではありません。
その仕事の彼方に、何を見つめているか。
それが、我々の「仕事の価値」を定めるのです。
~~~~ここまで。
5日の仕事始め。
決算作業で数字と戦っていた。
はっきり言って数字はニガテだ。
では。
そのときに旅人が通りかかったら、
どう答えているだろうか。
「この、いまいましい数字を合わせるために悪戦苦闘しているところだよ。」
それとも
「身近なヒーローをたくさん輩出する地域の教育システムをつくるため、
その土台となる経理のシステムをつくっているところだよ。」
どちらなのだろうか。
つまらない仕事なんてない。
つまらないと思う僕たちがいるだけだ。
Posted by ニシダタクジ at 06:41│Comments(0)
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