2011年03月15日

ホールアース自然学校の災害救援

2004年11月。
中越地震から2週間がたったとき。
僕は川口町に現地入りした。

ボランティアセンターを
仕切っていたのは
三条の川瀬さん。

静岡からはホールアース自然学校
がやってきていた。

ホールアース自然学校は
子どもと遊ぶボランティア、
こどものびのび隊を組織。

連続3日。

これがボランティアの条件だった。
1日だけのボランティアでは、
かえって子どもの心にストレスを
与えるかもしれない。

そんな配慮からだった。

「昨日のお兄さん、お姉ちゃんがまたきてくれた」
そんな気持ちを作りたかったのだという。

僕は甘く考えていた。
毎週火曜日、できる範囲で関わればいいと思っていた。
でも、現地はそうではなかった。

そこを徹底して活動されていた
ホールアース自然学校さんの姿勢に、
僕はボランティアとは何かを
考えさせられた。

ボランティアセンターは
ニーズにいかに早く応えるか?
というのを基本にしている。

子どもたちは当然、そんなニーズをあげない。
「毎日同じお兄さんが来てほしい」
というニーズの自覚がないからだ。

いや。
もしかしたら、毎日違う人でも大丈夫なのかもしれないが。

そんな相手のことを思い、
イメージして活動していくことが必要なのだ。

ホールアース自然学校の災害救援に支援を。
http://wens.gr.jp/saigai/higashi_nihon_shinsai.html


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Posted by ニシダタクジ at 05:54│Comments(0)日記
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