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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2008年02月26日

大好きな本屋さん

大好きな本屋さんがあった。
店に足を踏み入れるだけで、ワクワクする本屋さん。

気がつくと4,5冊の本を手に持っている。
そしてレジに並んでいると、
「この本も面白いよ。」と
5冊の上にさらに3冊文庫本を載せる店長。

その本屋さんには、メッセージがあった。
棚から本が語りかけてきた。

私が生まれて初めて買った恋愛小説は
「いま、会いにゆきます」(市川拓司 小学館)
当時まだ映画化は決まっていなく、
ヒットの始まりだった。

新幹線の中で読み、泣きそうになった。

そんな思い出のたくさんある本屋さんが
この春、店を閉じる。
近くにできた大型店の影響だ。

なんとも言えない思いがこみ上げる。

なぜ。
メッセージのある本屋が残らないのか。
意志のある棚が残らないのか。

本当に残念だ。

僕は、本のことを目がキラキラさせて語るあなたを見て、
本屋に憧れた。
自分で本屋さんをやりたいって思った。

かなうことならば、
中高生へ本の面白さを伝えて、
全国行脚する職業になってほしい。  


Posted by ニシダタクジ at 20:02Comments(0)出版営業中