2008年02月19日
人生のアーティスト
昨日、会社訪問で
熱帯魚や水槽、水草を扱う会社、
巻が誇る世界の「アクアデザインアマノ」
の天野尚さんを取材した。
天野さんは
カメラマンとして主にアマゾンや
西アフリカを撮っていた。
「ありのままにとる」
をコンセプトに、自然のそのままの
美しさを大型フィルムカメラで撮る。
その写真からあふれるエネルギーに圧倒される。
「本当の青空を見たことがあるか?」
と言われた。
今の空は青色ではなく水色。
本当の青空はマリンブルーの青。
それは、山の上に行かなければ見ることができなくなった。
そうなんだ。
人が山に登る理由が少し分かった気がした。
天野さんの一言一言に、魂を感じた。
アーティスト魂とでも呼ぶのだろうか。
感性を磨き続けなければならないと
天野さんは言った。
磨けば磨くほどサビやすくなるのが刃物と感性だ。
1日1時間は本を読むこと。
美しいものに触れること。
感性が豊かになるような場をつくること。
人生はそうやってクリエイティブになる。
天野さんのメッセージは重たかった。
僕達は教わった。
若者よ、人生のアーティストたれ。