2008年08月01日
スナック文化
10年前。
引越したばかりの頃。
大家さんに連れられて、
生まれて初めて「スナック」なるものに行きました。
カウンターには本物の卑弥呼がいました。(笑)
さすがに何千年も生きている人はオーラが違うな~
って思いました。
場の雰囲気を壊さないように、
小林旭「熱き心に」とテレサテン「別れの予感」
を熱唱していました。
お店は、オッサンたちでにぎわっていました。
他にも巻にはスナック文化が根付いていました。
僕は不思議でした。
なぜオッサンたちはスナックに行くのだろう。
若くてキレイなおねえちゃんがいるわけではありません。
美味しいお酒や料理があるわけでもありません。
その謎はしばらくたってから分かりました。
「話を聞いてくれる」
スナックのママは、
その熟練の技で、
オッサンたちの思いを受け止めてくれていたのです。
仕事や家庭でつらいことがあったオッサンは
スナックに行くと、話を聞いてもらえたのです。
カラオケで発散できたのです。
じゃあ。
子どもたちは?
学校や家でつらいことがあった時、
どこにいけばいいのか?
誰に聞いてもらえばいいのか?
どうやって発散すればいいのか?
いまの地域社会にはそれがありません。
駄菓子屋。
近所のおじちゃんおばちゃん。
学校、家庭以外の第3のコミュニティ。
そんな人間関係や場が地域にあることが、
子どものストレスを減らし、個性を伸ばし、
結果として防犯につながっていくのではないでしょうか。
もしわが町にスナックがなかったとしたら、
オッサンの犯罪率はきっと増えているはずです。
引越したばかりの頃。
大家さんに連れられて、
生まれて初めて「スナック」なるものに行きました。
カウンターには本物の卑弥呼がいました。(笑)
さすがに何千年も生きている人はオーラが違うな~
って思いました。
場の雰囲気を壊さないように、
小林旭「熱き心に」とテレサテン「別れの予感」
を熱唱していました。
お店は、オッサンたちでにぎわっていました。
他にも巻にはスナック文化が根付いていました。
僕は不思議でした。
なぜオッサンたちはスナックに行くのだろう。
若くてキレイなおねえちゃんがいるわけではありません。
美味しいお酒や料理があるわけでもありません。
その謎はしばらくたってから分かりました。
「話を聞いてくれる」
スナックのママは、
その熟練の技で、
オッサンたちの思いを受け止めてくれていたのです。
仕事や家庭でつらいことがあったオッサンは
スナックに行くと、話を聞いてもらえたのです。
カラオケで発散できたのです。
じゃあ。
子どもたちは?
学校や家でつらいことがあった時、
どこにいけばいいのか?
誰に聞いてもらえばいいのか?
どうやって発散すればいいのか?
いまの地域社会にはそれがありません。
駄菓子屋。
近所のおじちゃんおばちゃん。
学校、家庭以外の第3のコミュニティ。
そんな人間関係や場が地域にあることが、
子どものストレスを減らし、個性を伸ばし、
結果として防犯につながっていくのではないでしょうか。
もしわが町にスナックがなかったとしたら、
オッサンの犯罪率はきっと増えているはずです。
Posted by ニシダタクジ at 07:03│Comments(0)
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