2010年05月22日

高大連携の可能性

高卒の半数が大学に進学する大学全入時代。
しかし、少子化のため、
定員割れをする大学も多くなり、
大学の生き残りをかけて、様々な取り組みをしている。

昨日、敬和学園大学で、シンポジウム
「就職浪人にならないために」が行われ、
第1部、第2部ともに参加した。

第2部の大学関係者向けの座談会では、
日本の四年制大学を全てまわったという
山内太地さんのお話に、普段聞けない発見が
いっぱいあった。

その中でも興味を引いたのは、
高大連携の話だ。

高校と大学の連携。
全国では様々な事例がある。

首都大学東京(旧:東京都立大)では、
学生が母校の高校を訪問し、
進路座談会を行っている。

しかも半年前から母校を訪問し
進路指導の教員と企画を練り上げて行う。

内容も高校生に寄ったカタチで
座談会形式で将来のビジョンなどを話し合う。

他大学の学生が混ざることもあり、
新潟県立高田高校では、
首都大学東京の学生が
東北大、金沢大、東京学芸大の学生を
呼んできて開催。

文系と理系に分かれて開催し、
終了後に希望者との相談会を実施するなど、
面白い取り組みを行っている。

大学生にとっても、
プレゼンテーションの練習など、
教育効果の高いものとなっている。

これか!

これを新潟の大学が連携して
やったらいいのではないかな、と思った。

講師の山内さんが言うように、
地方の大学は魅力を伝えきれていない。

だから、偏差値が高くない高校生も
「東京のほうが・・・」
みたいな感じで出て行ってしまう。

これを新潟の大学へ進学させていく動きは
必要になっていく。

大学の魅力をアップさせ、
なおかつ、それを高校に伝えていく取り組みが必要だ。


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Posted by ニシダタクジ at 06:39│Comments(0)起業家留学
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