2008年06月13日

共感から始まる物語

8年前に新潟にUターンして
戻ってきた熱き社長のところを訪問。

もっている雰囲気が
とてもあたたかく、とてもいい1時間を過ごすことができた。
大学を卒業後、印刷会社に勤務。
同期のほとんどが営業に配属を希望する中、現場仕事を選ぶ。

大学の師匠の教え
「現場仕事をする人と話ができないヤツにはなるな。」

その教えが意味するものはなんだろうか。
とにかく、熱き社長は、現場で7年を過ごし、
そして新潟に帰ってきた。

その7年の間は、
やはりつらかったことも多かったという。
たとえば夜勤。交代制だからもちろん夜勤がある。
それを越えてきた原動力は何か?

「乗り越えたほうがいい経験だと思った」
と社長は語った。

それまで、部活や勉強、他のなんだってそうだけど、
真剣に向き合い、やりきった経験、乗り越えた経験が
自分にはないのではないか、と思っていたのだという。

だから、越えるべき壁なのだ。と

壁にぶつかった時に、
「越えるべき壁がきた。」と思えるかどうか。
まさにそれがその人の人生を分ける。

新潟に来て様々な仕掛けを開始。
そのひとつが似顔絵名刺「笑顔堂」だ
http://www.egaodo.com/index.html

現場で7年過ごしていて、対外的な仕事は
ほとんどなかったため、名刺交換がニガテだったときに、
自分の似顔絵を描いてもらう機会があり、そこで思いついた。
名刺の中に笑顔の似顔絵を入れてはどうか?

初対面。
緊張の名刺交換。
そこで自分の笑顔の名刺を差し出すこと。
そこに生まれる空気。

なんとなく、絵が浮かぶ。
自然と笑顔になる。

そこから始まる打ち合わせは、
とてもいい雰囲気になることが予想される。
その雰囲気をつくれるのなら、ツールとしての
似顔絵名刺は決して高くはないと思った。

そして、この名刺が広まっていくことによって
世の中にまたひとつ笑顔が増えていく。
ステキな仕事だなって思った。

「共感から始まる物語」がまたひとつ、始まった。



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Posted by ニシダタクジ at 05:19│Comments(0)起業家留学
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