2008年06月01日

フェアトレード

国際交流協会の冊子づくりの企画で、
フェアトレードのお店、「ナルニア」を訪問。

フェアトレードの仕組みを聞いた。
最低限の生活ができるだけの価格を設定し、
市場原理に左右されずに買い取る。
だから、たとえばコーヒーの市場価格が乱高下しても、
それにあわせることなく、ほぼ同じ仕入れ値で買い取る。

店内には、
ファッショナブルな商品が並んでいた。
こちらもプロデューサーがいて、
若者の心をつかむようなデザインで商品作りを
おこなっているようだ。

今回の取材で私が一番印象に残ったのが、
「大量注文が来ても、対応はできないんです。」
ということ。

ヒット商品が出て、
大量に注文が来ても、
それは畑で作っているものだから、
大量出荷することはまずできない。

つまりお店ではひたすら
「ただいま品切れ中。入荷未定。」
の文字が並ぶこととなる。

それって消費者にとって、どうなんだろう。

「その商品をつくっている人がいる。」
「自然のサイクルでしかモノはできない。」
ことを実感できるのではないか。
「それなら要らない」って人もたくさんいるとは思うけど。

フェアトレードってお客さんを教育していくことを
同時にやっていかなければいけないのだと思った。



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Posted by ニシダタクジ at 05:02│Comments(0)日記
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