2009年10月23日
儲かる農業
長野県の農業生産法人、(有)トップリバー。
年商10億円を超える農業界の革命児、嶋崎秀樹さん。
その著書「儲かる農業~ど素人集団の農業革命」(竹書房)は、
農業界の常識を覆す、面白い本だ。
まだ読み途中であるのだが、
この中に「小作農の復権」という言葉がある。
自作農、小作農とは、
歴史をよく勉強した人は分かるのだが、
農地改革以前に、
自分の土地を持って農業をしている人を自作農。
土地を持たずに雇われて農業をしている人を小作農と言った。
そして、それは、歴史を学んだところからの印象だと、
小作農は、地主に安くこき使われて、給料があまりもらえない
厳しい生活をしているというイメージがある。
戦後、「農地改革」という名の下、
小作農を自作農に変えていくという大転換が行われた。
そして、1ヘクタールほどの土地を与えられ、
農業は「家族経営」が主体となった。
農協ができ、市場ができ、
全国どこの野菜も東京の市場で取引されるようになった。
農産物の価格が高かった頃は、
それでも機能した。
米、野菜価格の暴落。
それでも、体制は変わってはいない。
だから、中抜きをされている野菜の
利益率はものすごく低い。
だから、農業は衰退の一途をたどっているのだ。
トップリバーでは、外食・中食産業との
契約栽培を主にして、成長してきた。
ほとんどの農地が借り物だ。
いわゆる「小作農」で年商10億円。
「儲かる農業」にしなければ、未来はない。
嶋崎さんの言うことももっともだ。
年商10億円を超える農業界の革命児、嶋崎秀樹さん。
その著書「儲かる農業~ど素人集団の農業革命」(竹書房)は、
農業界の常識を覆す、面白い本だ。
まだ読み途中であるのだが、
この中に「小作農の復権」という言葉がある。
自作農、小作農とは、
歴史をよく勉強した人は分かるのだが、
農地改革以前に、
自分の土地を持って農業をしている人を自作農。
土地を持たずに雇われて農業をしている人を小作農と言った。
そして、それは、歴史を学んだところからの印象だと、
小作農は、地主に安くこき使われて、給料があまりもらえない
厳しい生活をしているというイメージがある。
戦後、「農地改革」という名の下、
小作農を自作農に変えていくという大転換が行われた。
そして、1ヘクタールほどの土地を与えられ、
農業は「家族経営」が主体となった。
農協ができ、市場ができ、
全国どこの野菜も東京の市場で取引されるようになった。
農産物の価格が高かった頃は、
それでも機能した。
米、野菜価格の暴落。
それでも、体制は変わってはいない。
だから、中抜きをされている野菜の
利益率はものすごく低い。
だから、農業は衰退の一途をたどっているのだ。
トップリバーでは、外食・中食産業との
契約栽培を主にして、成長してきた。
ほとんどの農地が借り物だ。
いわゆる「小作農」で年商10億円。
「儲かる農業」にしなければ、未来はない。
嶋崎さんの言うことももっともだ。
Posted by ニシダタクジ at 06:53│Comments(0)
│農の未来