2009年09月18日

農業プロデューサーの時代

本日よりチャレコミ全国ギャザリング。
長期実践型インターンシップを
行う団体が東京・代々木の青少年オリンピックセンターに集結している。

分科会で今、話題の
農家のこせがれネットワーク
宮治勇輔さんにお会いしました。

神奈川県藤沢市でみやじ豚という豚のブランド化のため、
「バーベキューマーケティング」という、
都会のビジネスマン向けに定期的に
バーベキューをやるという手法でファンを増やした
業界のカリスマ。

農業プロデューサーの時代が来る
と熱く語っていました。

農業プロデューサーとは、
農業を起点に地域の産業を巻き込みながら
農業および地域の発展を目指していく人のこと。

もちろん、農家もなることができるが、
農家ではない人も農業プロデューサーとして
活動していくことは可能だ。

地域の基幹産業は、ずっと農業だった。
農業の疲弊と地域の活力減少は、比例している。

農業を元気にしていくために、
つくって売るだけでなく、
いかにプロデュースしていくか、
ということが大事。

これはただ単に野菜をどう付加価値を
つけて売るかということだけでなく、
人や地域をも、様々な手段を通じて、
プロデュースしていくことが大切。

プロデューサーがプロデュースするのは、
農業を柱にした「地域」なのだ。

農家の高齢化問題は
あと5年で限界だと、宮治さんは言う。
赤塚地域も中原さんの話を聞いていると
あと10年で耕作放棄地が3分の1になると言う。

農業プロデューサーの時代を
つくっていくことが、それを食い止める手段だと
宮治さんは力説した。

プロデュースするということを
あらためて考えさせられた。


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Posted by ニシダタクジ at 06:41│Comments(0)農の未来
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