2011年01月01日

モチベーションという希望

ひとりひとりが「希望」となる時代。
それが2011年からの10年間ではないだろうか。

2010年。
「既存の価値観」
と呼ばれるものが音を立てて崩れた。
いや、崩れる音が確かに聞こえた。

創造的破壊。
これがいま、現在進行形で起こっている。

「希望」は世間が与えてくれるものではなく
自分自身で生み出していくもの。
その原動力がモチベーションだ。

現在の世の中の最大の問題は、
財政赤字でも、総理の指導力でも、TPPでもないと僕は思う。

「モチベーション・クライシス」

これこそが最大の問題であると感じる。

だから、僕たちは、草の根活動で、
その問題についてアクションを起こす。

ひとつめのアプローチは若者へのアプローチ。
大学生以下の世代に対し、キャリア形成支援を行う。

それは
「キャリア・デザイン」(目標達成)
「キャリア・ドリフト」(漂流経験)
「キャリア・アンカー」(価値観形成)
の3つを、バランスよく、提供する地域の現場を提供するということ。

「何のために生まれてきたのか?」
「何のために生きているのか?」

この根源的な問いを発するチャンスを創り、
ヒントを提供してくれる現場を紹介し、
支援するコミュニティを創る。

もうひとつが組織へのアプローチ。
「何のために働くのか?」
その問いを発し、そして共に考えていく。

キーワードは「SR=社会的責任」だ。

わが組織は何のために存在し、
誰に貢献したいのか?
その問いから出発する。

地域のために、社会のために、
自分たちの組織ができることを考える。
企業なら、それをビジネスとして成り立たせる。

若者と組織、
それぞれのモチベーション・クライシスに
対応していくのだが、
それをいっぺんにできる方法がある。

「若者と組織のコラボによる、
社会貢献プロジェクトあるいは社会的事業の構築」

である。

若者は、自分が誰に貢献したいのか?を問い、
組織は、世の中にどんなお役立ちができるのかを実感する。

こうして、地域は、そしてひとりひとりは、
モチベーションを取り戻す。

しかも、かつての日本、あるいは途上国の若者が持っているような
「ハングリー」なモチベーションではなく、
「お役に立ちたい」という根源的な、継続的な、そしてクリエイティブで
しかももっとパワフルなモチベーションが手に入る。

新潟のモチベーションを上げていく。
それが僕たちの「希望」の創り方だ。

1月12日(水)19日(水)
18:30~21:00@ときめいと講義室B
「社会事業創造ワークショップ」

1月22日(土)
13:00~18:00@クロスパル402号室
「起業家留学フェア」
を開催。

新潟の経営者と大学生が明日の希望を語る、
そんな第1歩を一緒に創りましょう。

申し込みは
info@herosfarm.net

大学名、学部、学年、連絡先TEL、連絡先メール
を書いて送ってください。

それぞれ定員になり次第締め切ります。


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Posted by ニシダタクジ at 07:33│Comments(0)教育の未来
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