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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2011年01月12日

タイガーマスクがマスクを取る日

全国で「タイガーマスク」運動
が起こっている。

全国各地の児童相談所や児童養護施設
にランドセルや文房具、おもちゃなどが
「伊達直人」を名乗るものから
無言で届くようなことが起こっている。

しかもそれは、
発端となった群馬県のことを
真似して連鎖している、というのだ。

「思い」の連鎖が起こっている。
しかし、名前を名乗らない。
僕はそこに、日本社会の過渡期を感じる。

経済至上主義社会がどうも限界に達したようだ。
田坂広志さんの言葉を借りれば、
それは「経済至上主義社会」の限界ではなく、
「資本主義」を支えた「貨幣経済」そのものの限界だという。

貨幣経済の前の「交換経済」そしてその以前の「贈与経済」
社会起業家・社会的事業という流れは
まさに「贈与経済」の復活にあたるという。

そして今回の「伊達直人」寄付。
これはまさに、「寄付」というものの変化を感じる。

「寄付」は偽善や虚栄心などからくるのではなく、
「自分らしく生きたい」という根源的欲求からくる、
当たり前のこと。

救われるのは、寄付されたほうだけではなく、
寄付した本人も同じように救われる。

そんな社会認識になると、
寄付はもっと当たり前の行為になる。

「大切なものは本当はなんなのか?」
そんなことをたくさんの人が考えたとき。

日本の寄付文化が大きなうねりをもって変化し、
寄付が当たり前の世の中になっていく。
そのために、寄付が起こりやすい仕組みを
構築することが必要だ。

ファンドレイジングとは、そういう活動のこと。
詳しくはファンドレイジング道場 http://dojo.livedoor.biz/

にいがた総おどりを運営する
株式会社「サイト」の「起業家留学」は、
子どもたちの未来を明るくしたいという「思い」
を広げていくプロジェクト。
「ファンドレイジング」を経験できるプロジェクトだ。
http://www.project-index.jp/project/detail_536.php

このような動き、ひとつひとつが
次の日本を創っていくと、僕は信じている。

タイガーマスクがマスクを取り、
実名で寄付をする時代を一緒に創らないか?  


Posted by ニシダタクジ at 10:00Comments(0)日記