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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2010年11月25日

農耕社会=役割のある社会

ゴールデンウィーク。

せっせと田植えを
している家族がいる。
兼業農家。
新潟ではこの光景は珍しくはない。

そのとき。
子どもはどう思っているだろうか。

ゴールデンウィークは
新潟ではもっとも美しい季節だ。
レジャーに出かけるには最適。
しかし、自分の家は田植え。
友達の家のようにどこかに遊びに行ったりはできない。

しかし。
その家族には、ひとりひとりに
役割が与えられ、
小さい子は小さい子なりに
ばあちゃんはばあちゃんなりに
家族に貢献するようになっている。

たとえば、苗の箱を洗うという仕事。
たとえば、植え終わったあとの食事を作る仕事。

農耕社会とは、ひとりひとりに役割のある社会ではないかと
ふと思った。

ばあちゃんが畑に行き続けると健康のままなのは、
家族が食べる野菜を作るという役割、
そして野菜にとって、世話をしてくれるのは
ばあちゃんしかいないという使命感、
自然と共に生きているという実感。

そんなことを重なり合って、
そこは生きる力になっていくのだろう。

近代社会が
便利・快適を追求するために
失ったもの。

ひとりひとりが役割を果たしていく。

それがこれからの時代のキーワードかも。  


Posted by ニシダタクジ at 06:10Comments(0)起業家留学