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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2010年05月07日

アライブ

引越しの整理を少しずつしている。
なかなか捨てられない思い出たち。

そのひとつに、
小学校6年生のときの
学級通信「アライブ」がある。

手書きで綴られた150号の学級通信。
先生の想いと葛藤が赤裸々につづられている。

あれから23年も経つのに、
色あせないメッセージ。

それは、先生が「アライブ」の文字通り、
精一杯「生」を燃焼していたからだとはっきりと分かる。

カッコいい大人。
それは、「生」を燃焼している大人。
「生きている」そのことを感じられる大人。

そんなことをあらためて思い出させてくれた。

~~~ここから

「別れのことば」1987.3.19

ついに別れの時がきた
今さら多くは語るまい

私だってやはり寂しい 私だって悲しい
しかし
私はそうした感情をふりはらい
あなたたちにもう一度教えなければならない

別れがあるから人生は美しく
出会いがあるから人生はすばらしい
のだと

強くたくましい人間になれ
たった一人でも集団にたちむかえる勇気と力をもった人間になれ
戦いに敗れ傷ついても再び起きてもえあがる
そんな強さをもった人間になれ

差別を許すな
あなたたちは同じ人間なのだ
どんな人間にも限りない可能性があり
それは誰にもじゃまをすることのできないものであることを心にきざめ
友達をいじめることのいやらしさ、みにくさのわかる人間になれ
自分だけいい子になろうとすることのはずかしさのわかる人間になれ

何をするにも手段でなければならないことを
心の底にきざみこめ
なよなよした集団ではない
差別のある上下のある集団ではない
一人はみんなのために
みんなは一人のために
自分をさらけ出すことのできる集団をつくりあげろ

夢中になれ
精一杯やれ
一生懸命やれ

そして
生きろ 人間らしく生きろ
二度とこない今を大切に生きろ
人の心のいたみを考えながら生きろ
それが人間らしさだ

~~~ここまで

さあ、今日も精一杯生きようか。  


Posted by ニシダタクジ at 06:18Comments(0)日記