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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2009年09月26日

草の根・社会起業家

「すべての働く人々が社会起業家を目指す時代がやってくる」
ソフィアバンク代表・田坂広志さんの言葉である。

ネット検索をしていて、
あるひとつのエッセイにつきあたった。
「米国の社会起業家に贈る9つのビジョン」(田坂広志)

以前にDLだけはしていたが、
いま、読もうとしたら
かなりのボリュームなので、
1章ずつ、読んでいくことにした。

社会起業家の定義が変わろうとしている
これまで
「営利を目的とせず、起業家的手法を用いて、
社会に貢献する新たな事業を生み出す人」
とされてきた定義を、より広くするのはどうかと田坂さんは言う。

CSR(企業の社会的責任)が叫ばれるいま、
「営利を目的をせず」という文は、非営利組織だけの
専売特許ではなくなるだろう。

「起業家的手法を用いて」という文もベンチャーの
専売特許ではなく、大企業も行政も取り組まなければ
ならなくなるだろう。

そこで田坂さんは定義する。

「どんな小さな仕事であっても、その仕事を通じて、
世のため、人のためになる何かを為そうと考え、
一生懸命にその仕事に取り組む人々」

次の時代は
ひとりひとりが、自分が社会起業家だと自覚はなくても
このように意識して生きていく時代となるだろう。

そのような草の根・社会起業家を
どんどん生んでいこう。

田坂さんはそれを
アルピニストとバックパッカーの
関係にたとえる。

高い山を登るアルピニストも
近所の山を登るバックパッカーという母数が
あって生まれてくる。

社会起業家というヒーローも
その下の無数のバックパッカーから
生まれてくるのだ。

だから、まずはみな、
バックパッカーになろうじゃないか。  


Posted by ニシダタクジ at 07:11Comments(0)起業家留学