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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2008年05月16日

ミッションの共有

NPOにとって、一番大切なこと。
それはミッションの共有であると思う。
「何のために、誰のためにやっているのか?」
「どんな社会を実現したいのか?」

それはNPOに限らず、
全てのチームにとって大切なことではないか。

ラグビー部だったら、
「花園出場」あるいは「打倒相模一高」。
学校だったら、
「どんな子どもたちを育てていくのか?」

その達成のために、ひとりひとりは何をすべきか?
どんなパフォーマンスを見せるべきか?
何を優先し、何を犠牲にしていくのか?
そんなことをひとりひとりが考え、実現していくチームが
理想のチームである。

「私たちのNPOは何を目指していくのか?」
を言葉で示していくこと。
それは、身近なヒーローを輩出していく仕組みを創ること。

中高生には、いろんな大人の生き方を見せて、
地域と自分の将来と希望が持てるようにすること。
大学生には当事者意識を育むチャンスを提供し、
起業家精神をもった人材を多数輩出すること。
そんなミッションをいま、言葉にしているところだ。

昨日、おやじ万博の打ち上げだった。
おやじ万博のミッションは
小学生~中高生に学校と家庭以外の人間関係をつくる、
ということ。

親に反対されそうなビッグな夢をもったときにも、
「おもしろそうだな」と言ってもらえる人間関係が地域にあること。
それを作っていくこと。

しかしながら、昨日、疑問に思ったこと。
ミッションの共有は、問題意識を共有しないと
本当の意味での共有にはならないのではないか?

問題意識の共有はなかなか難しい。
問題意識とは、自分が通ってきた人生、考えてきたこと
そのものであるから。

環境問題も、政治への無関心も、牛肉偽装事件も、
僕は、「当事者意識」の欠如に問題があると思う。
人に文句を言うばかりで何も行動しないこと。
それが全ての問題を引き起こしている。

その問題意識を共有してこそ、ミッションが共有されるのかもしれない。
だから、起業家留学なのだ。
だから、おやじ万博なのだ。
それを分かりやすく共有する方法を探す必要がある。  


Posted by ニシダタクジ at 05:26Comments(0)NPO