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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2008年05月09日

守破離の道

長期インターンシップ「起業家留学」の
立ち上げ期にあたる今。
全国でやっているみんなも事業化に向けて
歯を食いしばっていることと思う。

なぜ、そこまでして、長期インターンシップなのか?
と疑問に思うこともあるかもしれない。

僕たちの団体ミッションは
「中高生が住んでいる地域と自分の将来に希望が持てる地域社会の実現」だ。

そのために、
小学生~大学生、若手社会人に
安心できる居場所、憧れの対象となる大人、挑戦の舞台を提供する。

ではなぜ、長期インターンシップなのか?
カッコイイ大人を増やすため。

今はカッコイイ大人は少ないのか?
たぶん少ないのだろうと思う。
だって、カッコイイ大人ばかりだったら、
みんな大人になるのが楽しみでたまらないはず。

じゃあ、カッコ悪い大人ってなんだ?
あきらめている大人
自分から動かない大人
人や環境のせいにする大人

それをひっくり返すと
あきらめない大人
自分から動く大人
人や環境のせいにしない大人

つまり
「当事者意識」の高い大人を輩出していくことこそ
必要なのだと思う。

その「当事者意識」が
短期間で劇的に育むことができるプログラムが
長期インターンシップ「起業家留学」である。

当事者意識が相対的に高いのが中小企業の
社長であり、その考え方、行動を身近に感じられる
「起業家留学」は、半年間で当事者意識、起業家精神を
学ぶことができる格好の舞台であるからだ。

もちろん、起業家留学が全てではなく、
「当事者意識」を育むには他にも方法はあると思う。

自分でサークルを立ち上げる。
自分で社会人を含めたNGO・NPOを立ち上げる。
中小企業で責任あるアルバイトをする。
などなどがあるだろう。

ちなみに私自身は、実際の就職が9ヶ月だったので
長期インターンシップだったようなものだ。(社長、ごめんなさい)

当事者意識を養成するもっとも有効な方法は、
「責任ある仕事を最後までやりきる」ということだと思う。
その点において、中小企業でのプログラム型長期インターンシップ
が有効であると思う。

武道の教えにあるように、
物事の習得の秘訣は
「守破離」であると思う。

「守」:師匠の教えを学び、正確にそれを実践していく段階
「破」:その技を洗練させ、自分の個性を発揮していく段階
「離」:それをさらに前進させ、自分独自の道を創っていく段階

学生起業とか、アーティストとか、
それもいいかもしれないけど。
一流を目指すなら、やっぱり「守破離」な気がします。

尊敬できる大人の下で働く
長期インターンシップは大きな価値があると思う。

オレなんて「守」をちゃんとやっていないから
もはや一流への道が閉ざされているものね。

若人よ、「守破離」の道を。  
タグ :守破離武道


Posted by ニシダタクジ at 06:13Comments(2)起業家留学