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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2010年05月09日

田んぼって美しい

情熱米田植え。
25名を超える参加者。

まずは四角の木の枠を
まわして、田植えをするための
線を付けていく。

これが意外に重労働。
途中から足腰が悲鳴を上げていく。
まっすぐに線をつけるのって難しい。

そして田植え。

これも始めての人には結構たいへんな体験。
足をとられてなかなか進まない。

小学校3年生のはるなちゃんは
道半ばで断念。

捨てゼリフ「チョー気持ち悪い」を残して田んぼから出て行く。
北島康介の名言を思い出させる。

しかし。
その後。

「苗を投げる」という役割を得て、
彼女は生き生きと輝いてくる。

「苗くださーい」
「行くよー」

バシャン。
「わー」
と悲鳴と笑い声。

苗を投げるコントロールを
誤ると、投げてもらったほうは
泥を浴びることになる。

緊張感のある苗投げ。

そんな楽しい時間を終えて、
いよいよお昼。
高儀情熱米で作ったおにぎり。

これがハンパなく美味い。
塩おにぎり最高です。

植え終わった田んぼはホントに美しかったです。

これから、暑い夏を迎えます。
高儀情熱米、真夏の草取り、草刈り体験、
参加者募集しています。  


Posted by ニシダタクジ at 08:23Comments(0)農の未来

2010年05月06日

5月8日、情熱米、田植え

5月8日(土)9:00~13:00
高儀農場にて、
高儀情熱米の田植えを行います。

終わったあとは
高儀情熱米のおにぎり!!

参加、まだ大丈夫です。

昨日、行ってきたら、
高橋さんが田起こししてました。


苗もいい感じの緑色になってます。



秋の収穫を夢見て、情熱米を植えましょう。

【想いをコメて~高儀情熱米ができるまで~】
第2回教室、田植えのお知らせです!

高儀農場の高橋さんがつくる、高儀情熱米。
年に一度除草剤を撒くだけで、あとは一切農薬を使わずに育てるお米には、強い情熱が込められています。

そんな高儀情熱米の種まきから収穫までを、あなたも体験してみませんか?
毎回作業後には、青空の下みんなで高儀情熱米を食べられます!
今回は第2回目のイベントになりますが、初めての方ももちろん大歓迎です*

高橋さんの熱い想いにふれながら、贅沢なひとときを過ごしてみませんか?


■日時
5月8日(土) 9時~13時
※雨天決行

■場所
高儀農場
「新崎駅」下車、農場までは送迎あり。

■参加費
700円
(初回、会員の方は500円)
幼児無料、小学生半額、
中高生はなんと100円!

■持ち物
・着替え、タオル、サンダル、雨具
・マイ皿、マイ箸

※すぐに作業できる格好で来てください。
素足で入るのでそのつもりで。
終わってからは着替えられますので、着替えをお忘れなく。

■定員
20名。
お早めにお申し込みください。
空きがあれば前日まで申し込み可能です。  


Posted by ニシダタクジ at 07:09Comments(0)農の未来

2010年04月25日

苗、すくすく生育中

高儀農場へ、
2週間前に種まきした
苗を見に行きました。

その途中。
11時ころだったので、
少し空腹注意報。

みなとトンネルを抜けて、
空港通りへ。

そこでひらめいたランチ。
「ホルモン定食500円」

伝説のB級グルメ。
焼肉「太白」のホルモン定食です。


これで500円!!!

すごいです。
ナムルにカクテキに豆腐ついてます。
おそるべし。




焼肉屋さんのホルモンです。
すごいです。ちゃんと焼いて食べるんです。

11時半に高儀農場到着。



2週間前植えた苗。
泰道さんの愛情を受けて、
日当たりの良いところ、気温が高いところを
ローテーションでまわしています。

田植え予定は5月8日(土)午前です。
参加歓迎です。

お待ちしています。  


Posted by ニシダタクジ at 05:32Comments(0)農の未来

2010年04月16日

クラインガルテンでコミュニティを再生する

クラインガルテン。

ドイツで言うところの市民農園だ。

しかし、日本の市民農園と違い、
宿泊施設もついている大規模なものまである。

ここでは週末になると
人が集い、農作業を楽しみ、
ビールで乾杯する。

そこには、新たなる地域コミュニティがある。

そう。
地縁、血縁ではなく、農で結ばれた縁、農縁だ。

田園型政令指定都市、新潟市の
目指すべきところは、そこにあるのではないだろうか。  


Posted by ニシダタクジ at 05:31Comments(0)農の未来

2010年04月01日

高儀情熱米を作りませんか?

高儀情熱米。

情熱が詰まったお米。
高儀農場のみなさんの情熱が
詰まっている、そんなお米。

そんなお米作りを1年を通して体験する、
「想いをコメて~高儀情熱米ができるまで」
をスタートします。

第1回は4月10日9時~13時(予定)。
米の種まきからスタート
5月1日(予定)には田植え。

その後、草取り、溝きりなどの
作業を通して、
最後稲刈りをします。

毎回、高儀情熱米を美味しく食べる
昼食または朝食がついています。

~~~ここから高儀情熱米の熱い説明

新潟市北区にある、(有)高儀農場、高橋治儀さん。
10年前に法人化し、フルーツトマトに特化した
農業経営を行ってきた。

その間、田んぼでの米作りも試行錯誤した。
完全無農薬でやってみるというチャレンジも4年ほどした。

雑草がものすごく生えた。
田植え機にアタッチメントを付けて、草取りをした。
手間がものすごく増えたが、収穫量が落ちた。
3年前に断念せざるをえなかった。

いま。
田植え後の5月下旬に1度だけ除草剤をまく。

「緑のあぜ道を見せたいよね。」
と高橋社長は言う。

田んぼと言えば緑だろうと誰もが思うだろう。
しかしながら、
少なくない田んぼが、田植え後の5月から、
稲は青々としているのに、あぜ道は、黄色く変色している。

それが除草剤だ。
一度撒けば、あぜ草を刈る手間がいらなくなる。

「緑のあぜ道」
僕たちのイメージでは当たり前のものとなっている風景は、
実は、たいへんな思いをして出来上がっている。

真夏の太陽の下、草刈機を持って、田んぼに立つ。

「あぜに撒いた除草剤が田んぼに入らないなんてことはないでしょう。」
と高橋さんは言う。

いま。
目の前に。
誇り高き百姓がいた。

農業とは、
単に食糧を生産する職業ではない。

自然とともに生き、自然と対話をしながらできる、
大いなる営みなんだとあらためて実感する。

食育とは、
それを伝えること、実感してもらうことなのではないだろうか。

  


Posted by ニシダタクジ at 05:55Comments(0)農の未来

2010年03月25日

3日間で「農」を伝える

25日から、高儀農場で
農業研修を受ける東京の大学生2人。

高儀農場の農場長
高橋泰道さんからのメッセージが熱い。

世界には飢餓に苦しむ人もたくさんいるかもしれないけど、
日本の食糧だって危ない。

農業は絶対になくならない仕事だ。
たった3日間で農業のことなんて
分からないと思うけど、
どんな仕事に就くのであっても、
「農業がなくては生きていけない。」
それを少しでも感じ取って、
この3日間の体験を生かしてもらいたい。

3日間の農業体験。
それでも、高儀農場は全力でぶつかってくれる。

日本の農業は彼らが支えているのだ。

そんな機会に恵まれた2人が3日後にどんな顔を
して登場するか、とても楽しみだ。  


Posted by ニシダタクジ at 06:59Comments(0)農の未来

2010年03月09日

「食」を伝えていくこと

昨日。
市内の某幼稚園に子どもを
通わせているお母さんたちにインタビュー。

あらためて
食生活の大切さを思った。

1999年。
僕は「粗食のすすめ」で有名な
管理栄養士、幕内秀夫先生に弟子入り(勝手に)した。

幕内先生の講演会を新潟で主催し、
新潟県内をキャラバンした。
目的は学校給食の完全米飯化。

なぜ。
給食はご飯でなければいけないのか。
それは食生活を伝えるためだ。

昨日も韓国人の夫を持つNさんが言っていた。
「夫は韓国料理をひたすら食べているのに、
なんで日本人は、パスタやパンやハンバーガーやチキンを食べているのか。」

たしかにそうだ。
日本人には日本人に合った食生活がある。
それは、伝統的食生活、つまりご飯と野菜が中心の食事だ。

幕内さんが言うのは、
「FOODは風土」
つまり、気候条件が食べ物を決めるということ。

それはそうだ。
昔は食べ物を運搬する手段が限られている。
生鮮食品であれば、近くで採れたものを食べるしかない。
だから必然的に米と野菜になるはずだ。

戦後、ドイツの栄養学を取り入れた日本は、
一気にパン食と肉食が進んだ。
その結果が、
がんや生活習慣病の激増であると幕内さんは言う。

これから親となる世代にもっと食生活の大切さを伝えたい。

お母さんたちからのメッセージを大学生やその下の世代に届けたい。  


Posted by ニシダタクジ at 06:02Comments(0)農の未来

2010年03月02日

助けられるのはどちらか?

都市農村交流。

このときの都市側と農村側の関係が
どうなのか。

なんか。
都市側⇒農村側という
「援助」のような感覚を、
なんとかしなくては、という意見が
田舎未来会議で聞いた。

助けられるのはどちらか?

それは、豊かな農村ではなく、
食糧を持たない都市なのではないか、と言う。

対等、もしくは、農村側の地位が
高くなるような都市農村交流が必要だ。  


Posted by ニシダタクジ at 06:41Comments(0)農の未来

2010年02月20日

農家のこせがれネットワーク

宮治さんのところに行ってきました。



農家のこせがれを実家に帰すことで
農業・農村地域の2大問題

・農作物のブランディング
・若者の定住促進

が解決される。

だから農業を
かっこよくて、感動があって、稼げる
新3K産業にしようとしているのだという。

熱いです。
農業の未来を創る人たちがここにもいます。  


Posted by ニシダタクジ at 08:46Comments(0)農の未来

2010年02月16日

小さいときに食べた味噌汁の味

高儀農場の高橋社長がお母さんに言う。

「小さい頃に食べた味噌汁を作ってくれ。」

小さい頃に食べた味噌汁の味。
それが忘れられない味だ。

あの味を食べたい。
「おふくろの味」というのはそういうことだ。

何を美味しいと感じるか。
それは小さいときに決まる。

小さいときに、最高に美味しいご飯と
最高に美味しい味噌汁と
最高に美味しい野菜を食べていたら、
大きくなってからもハンバーガーを常食することはない。

そんな味覚をつくること。

そんな取り組みをしていこう。  


Posted by ニシダタクジ at 06:06Comments(0)農の未来

2010年02月11日

26日~28日は高知へ

3年前から、高知・南の風社が
取り組んできたいなか×若者。
その集大成がここに集結。

高知で会いましょう。

【ご案内】第3回いなか未来会議
===================

若者とともに地域の未来を拓く全国の仲間たちよ

龍馬だけでなく
明治維新から、いやその遥か以前から
未来に思いを馳せ、日本の大地を揺るがせた若者・大人たちがいた。

そして2010年、いま平成の時代、
人々と地域のために、自らの力を活かそうと尽くす若者・大人たちがいる。
未来は土佐の山間より!

いざ、高知・嶺北へ。


▲△▲未来は土佐の山間より━━━━━━━━━━━━━━


        第3回 いなか未来会議 開催 
         

          http://inaka-i.net/mirai3


━━━━━━━━━━━━━━ date:2010.2.26(fri)-28(sun)


2006年から、高知県嶺北で『いなかインターンシップ』を実施し、
「地域×若者」の歩みをスタートさせました。

2007年、全国の地域や若者に関わる人、団体と、
『いなか未来会議ネットワーク』を結成しました。

『いなか未来会議』は、ネットワークと地元地域、また若者の交流の場として、
第1回島根、第2回沖縄と開催してきました。

今回は、土佐の山間で、にっぽんを洗濯する未来への策をつくりあげます。

ぜひ、未来への一策を持ってお集りください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

● 開催日時
2010年2月26日(金)~28日(日)

● 開催場所
高知県嶺北地域、本山町プラチナセンター 他
アクセス⇒ http://inaka-i.net/mirai3/access.html

● 参加費
無料 (食費・宿泊費などは実費)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●プログラム

▲学生企画!いなかツアー▲
嶺北地域を舞台に、さまざまなテーマのツアーをおこないます。

時:26日 (金)13:00~27日(土) 16:00
対象:学生(社会人も可)

詳細はこちら⇒ http://inaka-i.net/mirai3/optional.html


▲ネットワーク会議▲
いなか未来会議ネットワークの会員、希望者の
交流会、ワークショップ、分科会、戦略会議などをおこないます。

時:26日(金) 16:00~ 27日(土) 16:00
対象:いなか未来会議ネットワーク会員、希望者など
会場:さめうら荘

詳細はこちら⇒ http://inaka-i.net/mirai3/network.html


▲いなか未来会議全国大会▲

時:27日(土) 16:00 ~ 28日(日) 17:00
会場:本山町プラチナセンター

【27日】
16:00 オープニングセッション
     「ビーフ夜明け前」 劇団オフィスNG
       日本ではじめてビフテキを食べた龍馬の物語
     嶺北発、未来への一策 など

19:00 夜の宴 いなかの未来は夜ひらく
     地元、全国の学生・社会人による大交流会

【28日】
9:00  いなか映画・文化祭「若者とつくるいなかの未来」
     嶺北、高知、全国の地域や若者を題材にしたショートフィルムなど。

12:00 屋台でランチ 嶺北ひろめ市場
     地元ならではの味が勢ぞろい!

13:00 ワークショップ いなかの未来を「山中八策」
     にっぽんを洗濯する策を練る。

16:00 夕暮れ音楽祭
     土佐町「すみれ楽団」、マンドリンアンサンブル「マンゴレビアンコ」
(17:00終了)

詳細はこちら⇒ http://inaka-i.net/mirai3/main.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●お申し込み
HPのフォームからお申し込みいただけます。

お申し込み⇒ http://inaka-i.net/mirai3/register.html


●お問い合わせ
いなか未来会議ネットワーク 事務局(南の風社内)
高知市神田東赤坂2607-72
E-mail: network@inaka-i.net
TEL: 088-834-1488
FAX: 088-834-5783

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   


Posted by ニシダタクジ at 06:29Comments(0)農の未来

2010年01月13日

写真は選択基準になっていない

12月23日付日経MJ。
とっておいたのが出てきました。
MJ消費者調査。

野菜の購買についての調査だが、
興味深い結果が載っている。

野菜にこだわる「こだわり派」は
5割~6割高い野菜でも買うという結果が出た。

そして。
注目すべきは、
最近良く見かける生産者の顔写真やプロフィールを
載せる手法であるが、
回答者の5割が、「写真を選択基準にしていない。」
と答えた。

中には「値段が高いのに、新鮮でないものもある。」
という声も。
ただ、リピーターを獲得することにはつながるとスーパーは言う。

顔写真があるだけでは、
もはやダメなのだ。

「顔が見える」とは、どういうことか。
もう一度考え直す必要だありそうだ。  


Posted by ニシダタクジ at 06:14Comments(0)農の未来

2010年01月12日

誰に、何を。

誰に何を提供するのか。
最終的なゴールはいったい何か?

全てをそこからスタートする。

「誰に、何を。」
があいまいなままでスタートすると、
途中で、何のためにやっているのか、
分からなくなる。

そして、手段が目的化する。
やるべきことだらけで、
モチベーションが上がらない。

農家ファンクラブとして、
僕たちは、誰に何を提供するのか。
その先の未来に何を創りだすのか。

そこからスタート。

僕個人の想いは、
中学生に、尊敬と感謝の心を育む機会を提供する、
そして、地域の大人と接するコミュニティを創り上げる。
さらに、自分たちの小さなチャレンジを始められる場をつくる。

ここがいちばんが大きくて。

次に農家のみなさんに、
食糧をつくっているという「誇り」と
地域のみんなが待っているという「やりがい」と
お客さんからの感謝の「言葉」と「笑顔」を届けたい。

最後に「農業」というテーマに集まってくる人たちに対して、
実際の現場を知ってもらうということ、
農業に対していろいろなかかわり方があるということ、
農業を中心としたコミュニティで地域のつながりをつくること。

この3つが基本だろうか。

それを創り上げていくプロセスが、
何よりもスタッフ自身の力になる。  


Posted by ニシダタクジ at 06:33Comments(0)農の未来

2010年01月10日

「幸せ」と「豊かさ」を地域で実現する

スクールウォーズ以来、問いかけてきたこと。
「豊かさ」とは、「幸せ」とは、いったいなんだろう?

「豊かさ」「幸せ」とは、
つながっていることではないかと思う。

人とつながっていること
自然とつながっていること
歴史とつながっていること
地域とつながっていること。

まきどき村は、そのひとつの体感できる場所だ。
それは周りの「環境」だ。

それでは、その周りの環境に対して、
自分が何をできるのか。
また、もつべきか。

それは「尊敬」と「感謝」ではないか。
ひとりひとりが「尊敬」と「感謝」を持って、
周りと接していれば、
世の中がだんだんと穏やかになっていく。

いちばん身近なのが農家との関係性。

お金を払えば、食糧は手に入る。
そう思っている私たち。
そこには、想いを込めて、野菜をつくる人たちがいる。

そこに想いを馳せられるかどうか。
そこに人生の豊かさがかかっていると思っている。

まきどき村と農家ファンクラブ。
それはひとりひとりの人生を豊かにしていくものだと
僕は思っている。  


Posted by ニシダタクジ at 07:34Comments(0)農の未来

2010年01月05日

農業ブームはなぜ来ているか?

「農業ブーム」だと言われる。
「ブーム」でできるもんか、と専業農家の
人たちはきっと思っているだろうが。
そんなに甘くない。

人はなぜ農に惹かれるのか。
そこは考えておく必要があるのだろう。

よく言われるのが、
「都会生活に疲れた人が田舎へ。」

でもこれではピンと来ない。
昔から都会生活をし続けている人はいるし、
これまではそんなブームはなかった。
ではこの仮説はどうもおかしい。

「都会の人間関係が希薄で。」
これも同様に、何十年も前から希薄だったはず。

観光で農業体験する人などは、
昨日の日記のように、
「自己投影型消費」のひとつだと考えられる。

それでは仕事として農業を選ぶのは?

ひとつは、ネット時代を迎え、
農業がやりかたによっては、
自分で販路を開拓・拡大し、
収入を得る方法ができてきたことだろう。

もうひとつは、これも「全脳思考」(神田昌典著)によるが、
「知的蟹工船時代」と呼ばれる、
現在の知識社会の仕事のあり方が関わっているように思う。

やってもやっても、成果が上がってこない。
努力と成果がまったく比例しない時代となった。

反面。
農業はどうだ。
売るのは別にして、収穫だけを考えれば、
がんばればがんばっただけ報われる。

努力への報い。
これがひとつの要因ではないだろうか。  


Posted by ニシダタクジ at 07:04Comments(0)農の未来

2009年12月23日

出発点

★ニュース★
まきどき村テレビ放映のお知らせ
12月23日10:55~ UX(新潟テレビ21)で
まきどき村30分特集が放映されます。
チームエコ「自然派宣言」です。
新潟ローカルです。よろしくお願いします。

出発点を思い出す。
それってすごく大切なんだ。

何のためにやっているのか。
なぜ、これを始めたのだっけ。
それを確認すれば、
やる気が湧いてくるはずだ。

2008年9月。
高儀農場で、高橋さんの話を聞いて、
「この人が儲からないと、日本はダメになる」って思った。

2009年3月。
中原農園で、中原さんにインタビューをして、泣きそうになった。
「作るのが好き」この想いを届けたいと思った。
僕たちには、そんな、出発点があった。

そして出会ったコンセプト
「農家を中心に、豊かさを問い直す」

日々の業務。
イベントの実行に追われて、
いつしか忘れそうになる。

出発点を思い出す、そんな時間が必要だ。  


Posted by ニシダタクジ at 07:46Comments(0)農の未来

2009年12月19日

情熱×愛情



高儀のフルーツトマト入りソーセージ
とびっきりうまいベーコン
高儀情熱米 1kg
そして、中原農園の愛情にんじんジュースが入った、

情熱・愛情セット
(ギフト用)3150円+送料です。

ご注文は、ちょっと年内間に合うかな~
という感じです。

夢のコラボ、実現です。  


Posted by ニシダタクジ at 09:30Comments(0)農の未来

2009年12月14日

たき火で焼いも!

「たき火で焼き芋」
イベントが開催されました。


畑でたき火を囲む

そんな経験はなかなかできないですね。
子どもたちも喜んでいました。

こういうの、いいですね。  


Posted by ニシダタクジ at 06:44Comments(0)農の未来

2009年12月02日

さつまいもジェラート

岩室の名店、レガーロへ
持ち込みでジェラートを作ってもらう企画。

第2弾は
中原農園のさつまいもで
作りました。

社長自ら、石焼いもにしてから
ジェラートにしてもらいました。

イモって感じが出ていて、うまいです。
  


Posted by ニシダタクジ at 07:13Comments(1)農の未来

2009年12月01日

農を知ろう、農を学ぼう

「有機栽培」茶葉使用。
「有機ワイン」

なんて、言葉が踊っている。
なんとなく、
「有機」であると、なんか安心な感じがして、
つい手が伸びてしまう。

本当ですか?

土曜日の高儀農場社長の
高橋さんの話は、
背筋が寒くなる思いがした。

その昔、コシヒカリは
丈が伸びすぎて、秋になると、
倒伏してしまうので問題になっていた。

倒伏をしているところに
台風などが来れば、品質悪化の危険がある。

そこで。
何が起こったか。

ホルモン剤の投与。
丈を伸ばさない、薬を撒いた。
たしかに丈は短くなって、倒伏しなくなった。

高橋さんはそのワラを刈って、
トマトの苗にかぶせた。

すると驚くべきことが起こった。
トマトの丈が伸びないのだ。
通常の半分くらいにしか丈が伸びない。
収穫量は激減した。

ホルモン剤の恐ろしさを身をもって知った瞬間だった。

「有機農産物」とは、
化学肥料ではなく有機肥料
を使用してつくられた農作物のことだ。
厳密に言えば、3年以上農薬・化学肥料を使用していない
農作物のことだ。

では。
その有機肥料とは何か。
主となるのは畜産からでるたい肥だ。

ではそのたい肥は、
どこから来るのか。

ホームセンターに行けばわかる。
中国製の安い鶏糞が大量に売られている。

もしかしたら、
大量にホルモン剤を投与されたかもしれない
鶏のものが入っているかもしれない。

それでは、皆に問いたい。
中国製の鶏糞を使ってつくられた農作物は
安全な農作物だろうか。

よっぽど、化学肥料を使って、
栄養をコントロールした野菜の方が安心だろう。

「有機農産物」というラベルにだまされる前に、
もっと農業を知らなければならない。
農業を学ばなければならない。

それが、僕の出発点でもあった。  


Posted by ニシダタクジ at 08:15Comments(0)農の未来